あらすじ紹介
荒人魂が、都で人を殺め回っているという。母も荒人魂に殺されためぐるは、仇を討つため剪定士をめざす。剪定士とはパートナーの舞姫が放つ“花力”を借りて荒人魂と戦う剣士のこと。めぐるは都で舞姫候補の桜みらいと10年振りの再会を果たした。喜ぶのもつかの間、彼女は四大流派の跡継ぎ娘。庶民のめぐるが簡単に声をかけることもできない存在になっていた。そんな半人前のめぐるの前に、荒人魂を生む者が現れる!!
人々を殺め苦しめる荒人魂が、都に頻発するようになった。その荒人魂に母を殺された明石めぐるは、剪定士をめざし鸞鳳学院に入学する。剪定士とはパートナーになる舞姫が放つ“花力”を借りて荒人魂と戦う剣士のこと。学院では剪定士・舞姫を目指す候補生達が厳しい特訓を受けていた。入学初日、めぐるは舞姫候補の桜みらいと10年振りの再会を果たす。しかし、彼女は四大流派の跡継ぎ娘、庶民のめぐるがパートナーになることなど簡単に認めて貰えるはずもない。実力で認めて貰おうと日々特訓に没頭するが、ある郊外学習で荒人魂と遭遇してしまう。そしてそれをきっかけにみらいの秘密が明らかに! 京の都は次第に闇の中へと引きずり込まれていく。
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みんなからのレビュー
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よっち
26人々を殺め苦しめる荒人魂が出没する世界。荒人魂に母を殺された明石めぐるが剪定士をめざして鸞鳳学院に入学し、舞姫候補の桜みらいと10年振りの再会を果たす物語。舞姫が放つ「花力」を借りて荒人魂と戦う剪定士。学院で出会うやちよやゆらといった仲間たち、さくらと因縁がある吉野ととわこ。秘密を抱えるさくらのめぐる大好きっぷりが微笑ましかったですが、それぞれ舞姫や剪定士を目指す背景があり、騒動の元凶・黒胡蝶にも理由があって、そういう心情を丁寧に描きつつ苦しい戦いを力を合わせて乗り越えてゆく姿は心に響くものがありました。 続きを読む…
ネタバレあり -
水城真琴
8ひなた先生2作目。前作は学園物でしたが今作は打って変わって純和風バトル人情物語。前作と違って時代ものということもあり大幅に描写力が成長していて頭の中でイメージできやすくわかりやすくなってます。記憶の欠片という形で1章1章合間に主人公の過去を散りばめておくことで後半の主人公に繋がっていてきちんと伏線なども回収していたと思います。うまく終章で今回の話をまとめて次に繋げる感じで読了感◎1巻目はメインの主人公とヒロインのめぐるとみらいを掘り下げていたので、今回多く登場した他の人物が次巻はどう掘り下げられるかも期待 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
8―――誰にだって譲れない理由がある、だからこそ戦う。花踊り荒ぶる魂が舞う都に、未熟なれど大切な想いを抱える子供達の想いが重なり響き、交錯する物語。そんなこの物語は、たった一つの大切な想いを抱えた子供達、そんな子供達が仲間として団結し敵へと未熟なりに力を生かして戦いを挑む、静かである種の穏やかさの中に光るものがある物語である。是非ともこの先を決着まで読んでみたい。さて、無事にコンビを組めた歪で欠陥持ちの2人は世界を守れるのか。逃げた黒い少女の正体とは。戦いの行方とは。 次巻もあってほしいと期待である。 続きを読む…
ネタバレあり -
紅羽
7設定や世界観も和風で凄く好みなのに、僅かに物足りなさを感じました。キャラの掘り下げ方なのかな。でも剪定師とパートナーである舞姫の成長や、主人公たちの過去から絡む伏線を含め、これから良くなっていくのでらないかと期待出来る作品だと思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
くもり
6まあまあかな。話の繋ぎがあれなのか、色々と唐突な感じがしてうまく登場人物たちに感情移入出来なかった。あと平仮名の名前含めちょっと読みづらさも。舞いは素敵だと思うし、舞姫とか剪定士とかの設定やキャラは好きだった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/09/29
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784063816297