あらすじ紹介
時は古代、空白の四世紀――未だ神話が綴られる神秘と幻想の時代。この国のはじまりを築いた、はじまりの《士》の話。――邪馬台の侵略、異国の神々、異形のモノノケ、《化外》の民。真人と常夜。ただの人間だった少年と、無力な女神だった少女との出会いが、最新にして最古の誓約を結び奉る――!! アニメ化の大人気シリーズ『クロックワーク・プラネット』の暇奈椿が紡ぐ、過去と現在が交錯する新たなる創世ファンタジー!
現代の日本、燈京――アメリカから訪れたインタビュアーを前に、
幼い女神はかく語る。「それじゃあ、彼の話をしましょう――」
時は古代、空白の四世紀――未だ神話が綴られる神秘と幻想の時代。
この国のはじまりを築いた、はじまりの《士》の話。
――邪馬台の侵略、異国の神々、異形のモノノケ、《化外》の民。
真人と常夜。ただの人間だった少年と、無力な女神だった少女との出会いが、最新にして最古の誓約を結び奉る――!!
アニメ化された大人気シリーズ『クロックワーク・プラネット』の暇奈椿が紡ぐ、過去と現在が交錯する新たなる創世ファンタジー!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
すい
25外国の記者に日本の神が語る。神秘と幻想の時代を駆け抜けた、ある少年の話を。 面白かった。主人公の割り切った性格もよかったし、自分が強いから「人間は強い」と言い張る未熟さを後半でしっかり認めるのもよかった。イラストのおかげもあってヒロイン達も魅力的。特に鬼娘。ただ現代の女神がインタビューに答えているという形式に意味を感じない。作中で「現代では何々と呼ばれる~」って説明が多用されてて、それの為かと邪推してしまった。それとページ数あるのにラストが性急。似たようなことが何度も書かれてて、そこ削れば書けたのではと。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナカショー
20面白かった。独自の発展を遂げた日本で一人の少年が英雄になるまでを語るファンタジー作品。出てくる主要な登場人物が軒並み好印象で素敵な世界観も含めあっという間に読めました。ロリ女神良いね(≧∇≦)b次巻も非常に楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ@八戸
15ページをめくるごとにおもしろくなっていく。日本神話がベースという最近あんまり見ないラノベだけど、やはり日本神話はいいものです。邪馬台っていう漢字からあれかなーとか、考えながら読めるとさらに楽しい。それぞれのキャラもよかったです。最初はイマリ可愛いと思ってたけどマウラが予想以上にいい女だったり。常夜がアマテラスに至るまでとか、そもそも今は真人どうしてんのとか、まだまだ語れることも多そうなので、これからがとても楽しみです。あ、クロプラの5巻も期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
14古代、未だ神話が生まれる時代に只人の少年と小さな女神が出会い、始まる物語。―――結ばれる誓いは、全ての世界の始まる瞬間。神話の時代の終わり、人の時代の始まりを告げる誓約から始まる物語は、間違えていた者達が道を見つけ共に歩き出す物語であり、幾多の神話がまるで大河のように絡み合う世界に只の人が英雄として名乗りを上げる物語である。はっきり言おう、全てにおいて最高である。この世界観、この物語を紡ぐ者達、そして神話が如き空前絶後の戦い。これを面白いと言わずして何を面白いと言えばいいのか、いや、言えない、きっと。 続きを読む…
ネタバレあり -
椎名
13面白かった。クロプラ作者の一人である暇奈椿氏がいよいよソロデビューということで、ノーノーで経験を積んでいる榎宮氏抜きでどこまで面白い作品が出来上がっているのか楽しみに読み始めたのだが、ソロでも十分やっていける実力。一本筋の通った主人公はもちろん、そのパートナーとなる幼女ヒロイン、現状ヒロイン力が天元突破している褐色の鬼嫁とキャラクターと魅力的。人間は強い、人間は弱い、真逆の真実は矛盾することなく、だからこそ強くなれる。文章の選び方やテンポも綺麗。一冊完結にできてしまいそうだが、続くのであれば楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2017/05/02
-
定価825円(本体750円+税)
-
ISBN9784063816020