正直バカはラブコメほど甘くない青春に挑む
正直バカの高校生、春先真太郎の日常は、二人の少女との出会いで一変する。本音を暴く鏡の付喪神・雪果と、それを管理する美少女捜査官・神楽琴葉に翻弄される、ラブコメにならない青春が始まる!
慶野由志
(著者)
/
伍長
(イラスト)
シリーズ:正直バカはラブコメほど甘くない青春に挑む(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
この作品をストアで探す(宣伝)
あらすじ紹介
正直バカの高校生、春先真太郎の日常は、二人の少女との出会いで一変する。本音を暴く鏡の付喪神・雪果と、それを管理する美少女捜査官・神楽琴葉に翻弄される、ラブコメにならない青春が始まる!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
まりも
31考えてることが表情だけでなく、言葉にまで出てしまう正直バカの真太郎の元に祖父から送られてきた鏡の付喪神幼女・雪果や同級生の付喪神使いと共に学園で起こる怪奇事件を調査する話。可愛らしい付喪神たちと、困った人は放っておくことが出来ない登場人物たちが織り成す、優しさと温もりに溢れた良い作品でした。ただ前作と舞台設定が同じで、展開も似た感じなのが残念。キャラ配置も似てるので、何かしら差別化して欲しかったです。とりあえず今後は付喪神シリーズとして今作は勿論のこと「付喪神は青春を〜」の続きも出してくれるといいなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
29バカ正直な高校生・春先真太郎が鏡の付喪神である幼女・雪果や、付喪神を管理する国家機関「正倉院」の捜査官・神楽琴葉と出会い、学校で起こっている連続昏倒事件解決を目指す物語。嘘の付けない真太郎と、事件解決のためには手段を選ばないツンデレな琴葉らのシリアスになりきれないドタバタコメディ劇に加えて、付喪神たちの醸し出すほんわかした雰囲気がとても可愛らしく、悲しい思いを抱える人たちをそのまま放って置けない不器用な登場人物たちの優しい物語でした。真太郎たちは今後も琴葉の仕事を手伝うことになりそうで、次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
18デビュー作つくも神と同じ世界観というか主人公が従兄弟の話で同じくつくも神との話なのでスピンオフのような感じも。前作を知ってると楽しめる小ネタも結構ありますしね。話は相変わらずつくも神も人も魅力的で良かったですし、優しい気持ちになれるのが良かったです。つくも神は相変わらずサラッと大物だったりしますが。事件の犯人とか速攻わかってしまいますが、まぁ些細な問題かなと。あと、今巻ではヒロインの秘密には全然迫らなかったので、続きが出る事も期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
14正直者の少年が二人の少女と出会い始まる物語。―――この世界は温かく、優しい世界である。正直者で好感の持てる少年が可愛らしい付喪神とクールな少女と共に大切で温かい日常をドタバタしながらも全力で送っていく中で色々なものを見つめなおして自分を見つめなおしていく物語であり、全体的には人の温もり溢れる某ひだまりスケッチのようなほんわかした物語として仕上がっている。嘘まみれの現代に疲れた人達が心を癒し、休むには丁度いい作品となっているのではないだろうか。世界に疲れた人は読むといいかもしれない。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
サエズリ割津
14面白かった。思考が言動に無意識に表れてしまう正直バカの主人公春先真太郎の周囲で巻き起こるラブコメと付喪神の話。真太郎の体質は難儀なものではあるけれど、自分の中に芯を持っていてそれに即した言動であるからこそ、雪果をはじめとする付喪神たちや女子陣に「信用」されていて実にいい主人公だなと思う。心をひた隠しにする琴葉や煩悩まみれの九日など人間のキャラもよいが、何よりロリ付喪神たちが実にキュートでよかった。最後に動いた二人の関係が今後どうなるか楽しみなので次巻も期待。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2015/11/25
-
定価693円(本体630円+税)
-
ISBN9784086310536