はてな☆イリュ-ジョン 3
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はてな☆イリュ-ジョン 3

中間テスト。悪友たちの勉強を手伝う真は、はてなとの同居がばれそうに。そのピンチは免れるが、メイドのエマと親しいことは知られてしまう。ふと真は、エマが一日も休みを取っていないことに気づくが…。
松智洋 (著者) / 矢吹健太朗 (イラスト)
シリーズ:はてな☆イリュージョン

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あらすじ紹介

美少女怪盗ハテナが、世界を笑顔に変える! 怪盗見習いの星里果菜(はてな)と奇術師見習いの不知火真(しらぬいまこと)は、自らの力不足を痛感していた。 最強のアーティファクト、マフくんこと〈フィンダウィル〉を持ちながら力を発揮出来ないはてなと、奇術を学ぶことが出来ない真。 はてなの悩みにはメイドのエマが、真の悩みには師匠・星里衛(ほしさとまもる)の師匠である本物の奇術師・グレゴリーが、それぞれ力を貸してくれることになる。 そんな二人の元に、はてなの叔母であり、母・メイヴと対立する、一族のマライアが訪れて、二人に屋敷を出て行くように告げる。無茶な要求になんと執事のジーヴスが賛成して……? 魔法と奇跡の大イリュージョン、驚愕の第三幕!

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みんなからのレビュー

  • 異世界西郷さん

    前回はなんとかアーティファクトを取り返せたものの、己の実力不足に打ちひしがれる果菜と真。そんな彼らの目の前にまたしても叔母のマライアが現れ、アーティファクトを渡して屋敷から出ていくように言われてしまい……な第3巻。今回は少年少女たちの成長に主眼が置かれていたためか、あまり話の展開に拡がりが無かったように思いますが、エマさんが星里家の人達とどのような繋がりがあるのかが分かって良かったと思います。ときに優しく、ときに厳しいメイドさんというのもなかなか良いものですね。挿絵は相変わらず。p185が実に尊いです。 続きを読む…

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  • Yobata

    二度も捕まってしまった事を省み,実力不足を感じアーティファクトの特訓に励む果菜に真。そこにマライアが再び現れ、里の命令として星里姉妹に屋敷を出ろと告げてくる。もちろん反発しエマさんも同調してくれるもジーヴスは賛成し…。エマさん回。一人前として認めてもらいたい子供達の主張と大人の目線から子供を守りたいという論戦。果菜達の実力不足は事実としてしょうがない事だけど、マライアも言い方,接し方があるよね…まぁ因縁があるからこっちもしょうがないけどwその間を取り持つ形となったエマさんもアーティファクト使いとして→ 続きを読む…

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  • まるぼろ

    さて今巻はエマさんの巻です。富野沢邸での出来事の反省からはてなと夢未は自分なりに練習を開始するも、そんな折にマライアが真への師事を依頼していたグレゴリー氏と共に訪れ…と言うお話。エマさんの危険と知ってなお当人の意思を尊重する優しさと、マライアの危険だからこそ当人の意思より身の安全を取る優しさの対比は読んでいて面白かったと思います。ここまで大分甘やかされ過ぎだったはてなもエマさんやジーヴスさんが今後とも鍛えていく事で精神的にも強くなって行けたらな、と。メイヴが帰ってこれる条件も提示されて、次巻も期待です。 続きを読む…

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  • サエズリ割津

    3巻も心暖まる話でした。真と果菜と夢未の三人が周囲の協力を得ながら、アーティファクトについて学びその本質に近づき成長していく話でした。子どもたちにとっての無理難題は、アーティファクトを扱う上で常に危険が付きまとうというメッセージを暗に伝えたかったのでしょうね。今巻で起こった問題もあらかた解決して、次巻への伏線も用意したところで終わったので次巻も楽しみ。最後にイラストが非常によかった。カラーでもモノクロでも矢吹神は矢吹神で、そのブレない姿勢には頭があがりません。 続きを読む…

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  • 真白優樹

    特訓に励む中、家からの立ち退きを要求される今巻。・・・大人世代と子供世代の考え方は基本的に異なるものであり、大人はいくつになっても子供達を心配する、たとえそれが不器用な方法であっても。エマさんは壮絶な過去を抱えた少女であり、それを何とかする為に奮闘する真達三人は素直に頑張ったと思う。・・・念願の弟子入りもかなったし、真もこれからが本番のようである。果たしてどうなるのか。というかはてなはそろそろ素直になるべきというか・・・これ以上ライバルが増える前に。この先増えたら大変だし・・・ 次巻も楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
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