放課後アポカリプス 2
謎の異生物「天使」との壮絶な闘いの最中、衝撃の事実に気がついた緋色たちコマンダー。いったいこの“ゲーム”は誰が始めたのか?いつまで続くのか?大反響サバイバルゲーム小説、第2巻!!
杉井光
(著者)
/
るろお
(イラスト)
シリーズ:放課後アポカリプス(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
永遠に繰り返す水曜日に、彼女と二人きり。 毎週水曜日の放課後、僕ら全校生徒は校舎ごと見知らぬ荒野に呼び出される――《天使》たちと殺し合うために。 殲滅と装備強化を繰り返し、少しずつ『ゲーム』の真実へと近づきつつあるさなか、とてつもなく強大な《天使》の襲撃を受けた僕らはなすすべもなく気を失い、目を醒ますと……その水曜日の朝に戻っていた!? 放課後のチャイムが鳴るたびに水曜日の朝に引き戻され、しかもそのことを記憶しているのは僕の他には未咲(みさき)だけ。際限なく繰り返される一日に二人きりで閉じ込められた僕と未咲は、原因と脱出の道を探り始める―― 謎深まる極限のサバイバルゲーム小説シリーズ、第2弾!
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みんなからのレビュー
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よっち
38強大な天使の襲撃を受け気を失った未咲と緋色が、チャイムが鳴って目が覚めるたびに二人きりで水曜日の朝を何度も繰り返す第二弾。未咲と緋色だけが記憶を留め、原因も分からないまま繰り返される日々。二人が自分たちだけで過ごす日々を許容し始める気持ちもわかるんですよね。そこで感じた気持ちは嘘ではないし、現実に戻って仲間たちと心を通わせて共に戦えるようになったこともまた真実。今回は殺伐とした前巻と違っていい雰囲気になることも多かっただけに、最後に気づいてしまった衝撃の事実がどういう展開をもたらすのか。次巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
34毎週水曜に行われる「あちら側」でのゲーム。さらなるルールを暴こうと薫子達と共に新たな発見を探す緋色だが、ある回の強大な天使の襲撃の影響か未咲と緋色は6月10日を繰り返す事になってしまい…。今回はタイムリープもの。未咲と緋色だけが記憶してる六月十日が何十回と繰り返される中で謎が謎を呼ぶ仕掛け…「こちら側」も「あちら側」もゲームなのか現実なのか…知恵の樹,生命の樹,大地の裂け目と新たな発見はできたもののまだ薫子の仮説の域をでないと未だにルールが判明しない不穏さに不気味さは本当にハラハラするな。タイムリープも→ 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
33毎週水曜日に始まる天使との争い、今回は同じ日を繰り返す話。相変わらず主人公が好きになれないが面白いんだよなこの作品。徐々に徐々にと謎が明らかになるがまだまだ真相は隠されているな。最後に明かされたキャラの事実の所ではゾクッときたわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
giant★killing
33内容は相変わらず毎週水曜日の放課後に行なわれる≪天使≫とのデスゲームに明け暮れていた緋色は未咲と共に何度も何度も『六月十日』に戻るループ現象に陥る。最初こそ原因を解明すべく行動する二人だったが、次第に辛い『現実』に戻る方法を探すくらいなら、このまま二人で永遠に楽園の『六月十日』を繰り返した方が幸せだとも思い始め…。デスゲームより日常描写が多い内容にも関わらず、徐々に、でも確実に不安を煽っていく展開には唯々恐ろしいの一言。辛い『現実』から目を背け続けた二人でしたが、結局緋色は戻る決断しましたね…。→ 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
28物語が進んだ様で謎もどっさり増えた様に感じる第2巻…w 校舎の外へ大分行ける様になり、また校舎の地下に「知識の樹」なるコンピュータらしき物も見つけ真相を探る緋色達だったが、ある天使の襲来を受けてから同じ時間を繰り返す様になり…と言うお話です。緋色と未咲が「天使」となっているせいか前巻に比べて天使にクローズアップしている様に感じますが…、全貌はさっぱり見えてこないですねやっぱりw 本当に現実の世界の出来事なのかそれとも…。でも緋色が前巻に比べればですがある程度前へ進む様になっただけでも良かったと思います。→ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/06/30
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784086310512