ファング・オブ・アンダ-ドッグ 2 烏の嘴
世界を巡り悪しき者達を倒す任務を帯びた陣士、アルクとユニ。疫病で封鎖された都市の人々を救う任務中、反陣士組織「烏」の追っ手が迫る。苦境に立たされたアルクたちの決断は…!?
アサウラ
(著者)
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晩杯あきら
(イラスト)
シリーズ:ファング・オブ・アンダードッグ
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あらすじ紹介
烏――血飛沫の中でしか飛べぬ鳥。 悪しき者たちを倒すために世界を巡る陣士(じんし)、アルクとユニ。新たな任務は疫病で封鎖された城壁都市ヤリゼイサの調査だった。 アルクは素性(すじょう)を隠して都市に潜入する際、少女の命を救う。都市の住民であった少女は恩人の剣士としてアルクに淡い想いを抱くのだが…ある時、彼が事件の犯人だと聞かされ、しかも嫌悪する陣士であるという真実を知ってしまう。そしてこの時、反陣士組織「烏」(からす)の精鋭、円(エン)と斛(コク)はアルク殺害のため、都市に侵入を果たしていた…。 助けるべき都市の群衆、烏、そして事件の真犯人…全てを敵に回し、孤立無援(こりつむえん)となったアルクは誰を倒し、誰を救うのか…!? 死闘に次ぐ死闘、時々耳かき。無頼派和風バトルアクション第2幕!
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みんなからのレビュー
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まりも
24陣士試験に合格したアルクとユニが疫病に蝕まれた城塞都市ヤリゼイサの調査へと向かう話。今回は世界から陣士がどう思われているのかを描いているだけあってアルク達にとってすごくツラい話でした。救ったのはアルク達にも関わらず、陣士への嫌悪感だけであれだけの仕打ちが出来るとか本当えげつないわ。そんな中でも約束を守る為に戦うアルクや円、解兄弟の絆、単身で陣士の総本山に赴く頼雅のブラコン具合が救いですね。安定の食事描写にお約束となった耳かきも良かった。次巻も期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
23陣士試験に合格し晴れて陣士になったアルクとユニ。与えられた任務は疫病に苛まれる城塞都市ヤリゼイサの調査だった。そこは陣士に対し酷い嫌悪を持つ都市だったが入る際に助けた少女に好かれてしまう。さらに反陣士組織の烏の円と斛の姉弟も進入し…。今回は反陣士感情の根強い都市での任務。府津羅から逃げる為に陣士に逃げ込んだアルクも責められる存在である現実に直面する。ユニが言ってた「受け継がれてしまった思想は文化たり得る」ってのはキツイ…。確かに陣士を偽ってたのが悪いんだけど、スモモの変化には辛いものがあるな…。→ 続きを読む…
ネタバレあり -
クロウ
14せっかく命を張って街を守ったのに。アルクたちに向けられる目がひどく残酷だった。陣士という色眼鏡を取り払うことのできない街の人々。人間の醜い部分が強く描写されていたな。その中でも、想いを伝えようと声にならない叫びを上げるスモモの最後の姿に感動した。追われるように街を去ることになったアルクとユニの後ろ姿が切なすぎた。バトルが多めで少し息切れしたけれど熱くて良かった。やるせない終わり方だったけれど、耳かきと円ちゃんが救いだね! 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
13★★★☆☆ 1巻では陣士の世界しか描かれていませんでしたが、本巻では陣士が世界からどう見られているか描かれています。アルクを襲う厳しい洗礼。それでも曲げず腐らず生きていく姿に男の悲哀を強く感じました。重苦しい中でも救いであった円と斛の姉弟との関係には今後も注目していきたいですね。それにしても、アルクはこれから美少女と出会う度に狭い穴の中を掻き回すことになるのだろうか?いいぞ、もっとやれ。ブラコンお兄様カッケーそしてヤベー。そして、いきなりクライマックスなんですけど、まだまだ続くよね? 続きを読む…
ネタバレあり -
晦夢
11ああ、面白い。陣士となったアルクとユニは疫病で封鎖された都市の調査に向かうことになる。2巻になって世界観が広がり面白さが増した。一般人の陣士への認識を見せつけられる。人々を助けても賞賛されるどころか罵倒され追い出される。なんともやるせない。スモモ可愛い。円可愛い。そして異様な耳かき推し、最高です。アルクが成長して悪くない主人公になったかな。陣士としてと言うよりは剣士として戦ってるけどもw 何より兄貴がかっこ良すぎる。裏で動く組織も見え隠れし、次巻も楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/01/28
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784086310215