あらすじ紹介
オタクが“合法的な差別対象”となった現代日本。警視庁『焚書課』の高校生捜査官・維刀臥人は隠れオタクであり、焚書課を裏切っていた。そんなある日、臥人は無差別テロの阻止を依頼されるのだが…。〈受賞情報〉スーパーダッシュ小説新人賞大賞(第13回)
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みんなからのレビュー
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あなほりふくろう
23p262「放っておいてほしい。ただ、それだけなんだよ」本当にそう。日陰者でいいのさ、そっとしておいて欲しいだけなんだ。焚書課だファーレンハイトだっていうんで「華氏451度」のオマージュかこれに児ポ法絡めてきたのかなと期待して読み始めたもので、エルガット登場にこれはしくじったと軽く眩暈を起こしたのだけど(苦笑)、開き直ってアクションものと思えばありがちというか手堅いというか、まあ楽しめたのでした。ちょっと主人公設定が盛りすぎじゃね、ギャグっぽく浮いた気がして残念。次は……気が向いたら、かなあ。 続きを読む…
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まりも
23オタク文化の全てが規制対象となった世界でオタクを取り締まる焚書課に勤務する維刀と上司のJCイリナが無差別テロに立ち向かう話。オタクへの過剰なまでの規制などは現実の報道と似た部分がありなかなか良かった。だからこそガンアクションよりも反体制、過剰な規制に対するオタクたちの反骨神を重視した展開にした方が規制する側とされる側の二つの立場にいる主人公の設定をより活用できたように思う。全体的に上手く纏めてるし主人公無双の展開も良いんだけどなんか物足りないかなと。とりあえず次回作が出たら読むかも。 続きを読む…
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まるぼろ
16第13回SD小説新人賞大賞受賞作です。三年前に起きた猟奇連続殺人事件が切っ掛けで全てのオタクカルチャーが規制対象になった日本で警視庁・焚書課の捜査員で「隠れオタク」でもある維刀臥人は、ある依頼である反規制組織が核テロを実行しようとしているとの情報を聞き…と言うお話です。中々面白かったです。捜査官と二足の草鞋を履いたスパイ・アクションとしても面白かったし、規制したい側とそれに反発する側の思惑もメインキャラからは見て取れて良かったかな、と。何やら都知事と焚書課室長にはそれぞれ思惑がある様で…?次巻も期待です。 続きを読む…
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サエズリ割津
11嫌いではないのだけれどモヤモヤするのは、迫害される側の人間に自分がカテゴライズされるからだろうか。そういった要素を措いておいてもガン=カタとしては中々上質。話はまとまっていてよかったのだけれど、特に次巻への伏線は必要なかったかなと思う。次巻があればまあ読みはしますが。 続きを読む…
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サキイカスルメ
10自分がオタクだから、迫害されてる様子を読んでいると胸が痛かったなぁ。ある猟奇的な事件により、アニメやゲームなどが厳しく規制されるようになった世界で表の顔はオタクを取り締まる捜査官、裏の顔はオタク達の救世主聖堂騎士エルガットな高校生のお話。オタクが取り締まられるようになった経緯が本当にありそうで怖かったwwあとは主人公の強さなどファンタジーに近い設定で深く考えずに読みましょうという印象。ヒロインの可愛さがあまり感じられなかったです。オタク達が差別と戦うために立ち上がる!な展開の方が好みだったかなと思います 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/12/24
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784086310185