親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。
高校一年の向井弘凪。中学時代の事件で親友の遙平を傷つけてしまった弘凪は、二度と恋愛しないと決めた。でも遙平に彼女ができたと言われ、ならばと弘凪は通学電車で気になる女の子に声をかけようとするが…。
野村美月
(著者)
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河下水希
(イラスト)
シリーズ:親友の彼女を好きになった向井弘凪の、罪と罰。(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
高校一年の向井弘凪。中学時代の事件で親友の遙平を傷つけてしまった弘凪は、二度と恋愛しないと決めた。でも遙平に彼女ができたと言われ、ならばと弘凪は通学電車で気になる女の子に声をかけようとするが…。
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みんなからのレビュー
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いーたん
88初・ダッシュエックス文庫。初・野村美月。 切なかったです。ただ、切なかったけど、重くドロドロした印象はあまりなく、気持ちの良い読後感でした。 結局、初めから弘凪と古都は両想いだったんだよなー。そう思うと遥平はピエロだったとも言える。ところで、遥平は弘凪と小中と同じなのに、遥平はどうやって通学してたのだろうか?公立なら弘凪と地域的に近いよね?もしなんて無粋だけど、弘凪と遥平が一緒に通学してたらまた、違ったお話だったんだろうなと。ふと思いました。野村美月作品、気に入ったので、他作品も読んでみようと思う。 続きを読む…
ネタバレあり -
文庫フリーク@灯れ松明の火
84タイトル通りの直球勝負、もしも私がティーンエージャーだったなら素直に共感できたのに。ブラッドベリ『たんぽぽのお酒』ハインライン『月は無慈悲な夜の女王』『夏への扉』フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』等にちなんだメッセージに導かれる古都と弘凪。無茶は承知で、なぜ遠子先輩が登場しないのか?文学少女「見習い」でも良い。ダッシュエックス文庫創刊の言葉は「出会ったことのないキャラクターに、出会いたい」「ただひたすらに、魅力的なキャラクターを届けたい」この作品が『文学少女』シリーズの→ 続きを読む…
ネタバレあり -
た〜
84野村美月怒涛の新刊ラッシュ一段落か。純愛物語かと思いきや熱血青春物語でした。野村美月にしてはキャラ作りが甘いような気が無きにしもあらず。冴音子さんにはもう少し暗躍してもらえるかと期待したんだけどな― 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
83ずっと気になっていた女の子が親友の彼女だという事を知った弘凪。そんな弘凪と親友の遥平が抱える罪、そして古都との恋を描いた野村先生らしい直球の青春小説。離れなきゃいけないと理性では分かっていても偶然出合ってしまった中で惹かれ合っていく姿や心情をここまで丁寧に書けるラノベ作家は野村先生くらいでしょう。弘凪と遥平、性格が全く違う二人が持つコンプレックスや遥平の暴走も青春ならではの嫌味を感じさせないものになっており物語の結末も含めほろ苦くも爽やかな良い作品でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
82親友に彼女が出来たと紹介されたのは、自分が電車でずっと気になっていて声を掛けようと思っていたあの女の子だった。過去一人の女の子との関係で親友の遥平を傷つけた負い目を感じている弘凪。遥平が口説き落とした古都を彼の彼女と認めないといけないと感じながら、なぜか彼女とあちこちで遭遇してしまい、趣味が近いことを知り、一緒にいろいろな経験を重ねて、惹かれ合わずにはいられなくなっていく二人。でも裏切れずどうすべきか苦悩する姿は苦しいけれど切なくて、でも最後はほろ苦いながらも良かったなと思える著者さんらしい作品でした。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/11
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784086310062