あらすじ紹介
“千年生きる神”神鳴沢セカイは、白髪赤眼の尊大な美少女。酒と葉巻と読書がご趣味。彼女の“生贄”である桐島ユウキは、出会い頭にこう言った。「俺と結婚してください」。2人の愛の喜劇「ラブコメ」が始まる。
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みんなからのレビュー
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θ(シータ)
122「念のために言っておくと、初夜を迎えるというのはつまり、生娘であるわたしを貴殿が初めて女にする儀式であり」"愛の喜劇"と書き"ラブコメ"と読む。前半は淡々とした日常ラブコメで後半から信じられない程の疾走感があり、読み終わった後に絶望感ならぬ寂寥感が心を占めてたね。ラブコメは普通、好きな人と結ばれて大団円なんだけどこれは、ハッピーエンドという名の先が見えない。でも、セカイとユウキの純愛は他の作品に劣らないぐらい尖ってるんだよね。何度でも結ばれ、引き裂かれるふたりはこれからどうなる…星四つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】 続きを読む…
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よっち
82千年を生きる神・神鳴沢セカイへの生贄として捧げられた高校生・桐島ユウキ。彼が生贄となる代わりの願いを問われ、彼女に結婚を申し込んだところから始まる物語。世間知らずで尊大な神のセカイは、一方で結婚したユウキとどうしたらいいのか、自分なりにいろいろ考えてみたりする一人の女の子で、まだお互い知らないことがたくさんある二人が、距離を縮めようと試行錯誤する姿は見ていて微笑ましかったですね。単巻ものとして完結させなかったことで、どうやって続けるのか、終わらせるのかハードルが上がった気もしますが、今後の展開に期待です。 続きを読む…
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流言
71ただただ続くラブコメ展開に理由と必然性を持たせる設定が巧い。前半は掴みこそ引き込まれたもののこれといった内容もなく、九十九機関の全容も神の正体も不明のままになんとなくセカイや妹といちゃいちゃしていることに紙数が費やされ、設定が掘り下げられることなく逃避行に移行する流れに唐突さを覚えてしまったが、エンディングを迎えてみるとそこまで織り込み済みの設定を突きつけられて納得した。萌えはあってもストーリー上の意味はないように見えたセカイとのやりとりや掛け合いそれ自体がこの作品の意義であることを成立させた設定が巧い。 続きを読む…
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異世界西郷さん
71例によって、『二ノ宮くん』も『おにあい』もアニメでしか観たことがなく、この作者の作品を読むのは今回が初めてです。なんというか、不思議な文章を書く方だなと思いました。系統だってないけど引き込まれるような感じというか。本編については、たしかに「文句の付けようがない」内容でした。ユウキとセカイを中心に繰り広げられるギャグとシリアスの絶妙なバランスは見事でした。とはいえ、まさか巻数を重ねるたびにこの展開が続くのでしょうか。だとしたら、結構な心折設計ですよね。2月に次巻が出るみたいなので次も買います。 続きを読む…
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Yobata
66千年を生きる神である神鳴沢セカイの生贄として捧げられた桐島ユウキ。生贄として一つ叶えられる願いとしてユウキはなんとセカイに結婚を申し込む事に。幸せな日常をおくりつつも、神としての秘密が日常を狂わし始め…。神に対してプロポーズして始まるラブコメストーリーに、最初のテンパったり無理するセカイは可愛かったし、名前の呼び合いやお姫さま抱っことユウキとも順調に進んでいったけれど、セカイの神としての職務が明らかになり始めてからはこの恋模様も一変。実はループという繰り返しの手の平の上で進んでいた運命のような恋は→ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/11
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784086310048