六花の勇者
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六花の勇者

【TVアニメ化!!】「戦う司書」シリーズの山形石雄、待望の新シリーズ! Real or Fake? 信じるか、疑うか。救うか、滅ぶか。六人のはずの勇者が、七人揃ってしまった! 一人は偽者、そして敵!?
山形石雄 (著者) / 宮城 (イラスト)
シリーズ:六花の勇者(ダッシュエックス文庫DIGITAL)

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あらすじ紹介

【TVアニメ化!!】「戦う司書」シリーズの山形石雄が贈る圧倒的アドベンチャー、開幕! 闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花(ろっか)の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集(つど)った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻(むげん)結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気づいた勇者たちは、疑心暗鬼(ぎしんあんき)に陥る。そして、その嫌疑(けんぎ)がまっさきにかかったのはアドレットで――。

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みんなからのレビュー

  • 海猫

    ファンタジー+ミステリーといった趣向の作品ではあるが、ファンタジーとして世界観が書き込んであるわけでもなくミステリーとしても仕掛けはそこそこぐらい。そちらより集まった勇者が結束を固めるどころかひたすら疑心暗鬼になるという定番の捻りが面白い。ファンタジー版「レサボア・ドッグス」といったところか。また簡潔でキビキビした文章と活劇描写がすこぶるよろしく山田風太郎の忍法帖シリーズを思わせる。オチも秀逸で単巻作品としてレベルが高い。でもこれ続くんだよなあ。この趣向でシリーズだとさらに著者の技量が試されるがさてさて? 続きを読む…

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  • とら

    ファンタジー×ミステリーの融合。ラノベにして集英社文庫の夏のフェア・ナツイチに選ばれ、その本場でも、このライトノベルがすごい!三位と言う功績を残している作品。六人の筈の魔人を倒す為に運命の神が選んだ勇者―でも、集まってみたら何故か七人いた!?と言う話。面白くない筈が無かった。萩尾望都さんの「11人いる!」を連想した。この一巻単体でも十分すぎる出来ではあるが、よく練り込まれた設定をさらに生かすには、続刊を出すと言う手もアリなのではないかと思う。ただこの展開だと同じことの繰り返しの様な気もする。次巻に期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    最初に7人の人物紹介がある。名前がない人は主たる登場人物ではないかと思い、先に読み進めた。六人の勇者に花の印。背景の説明はあるが前提がよくわからないまま話がどんどん展開していく。なぜか7人の勇者が集まり、一人が偽物だと。驚くべき結末。「エピローグ 次なる謎」で振り出しに戻る。連作にする禁じ手。幻想小説。ナツイチ。 続きを読む…

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  • まりも

    これは面白い。ファンタジー作品というよりもミステリー作品ですね。敵の罠にかかってしまった7人の「六花の勇者」たちが自分たちを騙した7人目を探す。誰が偽物で誰が本物なのかがわからない状況でのお互いの腹の探り合いが非常に面白い。ミステリーはそこまで強くはないけど心理描写が上手いですね。1冊の濃度がすごいです。個人的にフレミーよりもナッシェタニアの方が好きでした。「地上最強」を自称する凡人だからこそ個性的なキャラの中でも何か違うものがありますね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ☆彗星☆

    六人の勇者の中に、七人目が現れた。一人が偽物である。という王道ファンタジーの世界観を使ったミステリチックでもありサスペンス的な展開で物語が進みますが、面白かったですね。なるほど、この世界観でもこういうやり方で面白く出来るのだなと関心しました。それに「誰が」いったい偽物の七人目なのかに重きを置いているので、それを探りながら読みすすめるのも楽しめました。ただシリーズものなので、一旦物語は落ち着きましたが、新たなブログにてhttps://sui-sei.net/六花の勇者-スーパーダッシュ-山形石雄/ 続きを読む…

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