あらすじ紹介
事故で亡くなった24人のクラスメイトの最期の想いを背負う少女・テルミー。事故を免れた少年・清隆と共に、テルミーはクラスメイトたちの願いを叶えるため、その身に宿った彼らの能力を支えに、走りだす。薔薇を育てていた少年が伝えられなかった想いを届けるために。主演女優と脚本家の二人を失った映研部にもう一度映画を作る喜びを思い出してもらうために。悲しみとやさしさが奏でる物語、第二章をあなたに贈ります。
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みんなからのレビュー
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富士山やま
21素晴らしい本でした。信弥の創作はどれもこれも、そのまま使えそうなアイデアで、こんなふうに使ってはもったいないのでは…と思ったりしましたが、この作家には余計な心配でしょう。テルミー、清隆はもちろんのこと、忠明、康雅、広ちゃん、楓、周防舞ちゃんも、みんな素晴らしい役割だし、キャラクター一人一人への作者の愛が溢れています。朱莉がパスワードを打ち込む姿が映画のように浮かんできました。これ以上の進化があるのでしょうか?何が何でも、最後まで見届けさせて欲しい作品です。 続きを読む…
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富士山やま
12いよいよ明後日が、滝川廉治先生の新刊「MONUMENT」発売で、そわそわしています。気持ちを落ち着かせるために、また読んでみました。やっぱり、遅筆にはワケがあると思います。細かいところまで丁寧に書かれています。テルミー3も執筆中とブログにありました。ずっと、応援したい! 新刊のキャンペーン http://dash.shueisha.co.jp/feature/monument/ 続きを読む…
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KUWAGATA
91巻に引き続き、逝ってしまった者と、残ってしまった者とのすれ違い、そして分かりあいが丁寧に描かれている良作だと思います。若干、展開がドラマチックになってて、その分いかにもお話みたいな感じになっていたのが、ちょっとだけ残念だったかも。続きもぜひ読んでみたいのですが、もう出ることはないのでしょうかね、無念。 続きを読む…
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シュエパイ
9晩ご飯を、と言葉を遺したシーンが、何度読んでも切なくて、胸が痛い。目が熱くなる。きっと、その言葉が、あの瞬間に伝えられた事こそが、何よりアメージングな奇跡。・・・私も、もう一度、おばあちゃんのご飯、食べたかったな。 映画の話は、確かに『ヘタレ可愛いよ』としか(笑) あぁ、生きてるって、晩ご飯が美味しいって、なんて幸せなことなのでしょう♪ 続き、お待ちしております 続きを読む…
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ヱロ本Gメン
8前巻が詩や散文だとすれば、今巻は物語だ。散文から物語になったことで言葉の持つ魔力は控えめになったが、それでもこの変化は好ましいものに思える。枯れ木に蕾が実るように、テルミーに清隆に変化が感じられるからだ。咲いた花はすぐに散るかもしれない、鳥や虫に啄まれるかもしれない、心無い人に折られるかもしれない。それでも、今二人と世界は動き出している。その先が知りたい。最悪から始まった幸せな結末の全てを見てみたい。涙の先に笑顔があると信じることのできる、そんな清く輝く美しい夢の先。執筆中だという続巻が待ち遠しい。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2011/07/27
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784086306249