あらすじ紹介
「出撃なんて、実力試験みたいなもんじゃない?」敵弾が身体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。トーキョーのはるか南方、コトイウシと呼ばれる島の激戦区。寄せ集め部隊は敗北必至の激戦を繰り返す。出撃。戦死。出撃。戦死――死すら日常になる毎日。ループが158回を数えたとき、煙たなびく戦場でケイジはひとりの女性と再会する……。期待の新鋭が放つ、切なく不思議なSFアクション。はたして、絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することはできるのか!?
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みんなからのレビュー
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海猫
360長いこと積読中であったが映画版の公開間近にしてようやく手に取る。荒涼とした文章、殺伐とした世界観がよくマッチしている。こんな雰囲気のライトノベル自体が珍しい。キャラクターの描き込みが少ないのはかえって効果的でラストシーンはなにか大切なものを置き忘れてきたようなもの哀しさ。根本の話には普遍性があるし確かにハリウッド映画になってもおかしくはない。続編準備中だそうでこれだけまとまった話をどう再起動してくるのか、さてさて。 続きを読む…
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おしゃべりメガネ
190ラノベ的なSFモノかと思いましたが、なかなかしっかりとした作りになっており、楽しめました。(※決して「ラノベ」も「SF」も否定していませんよ)展開も登場人物もシンプルで分かりやすく、淡々と読み進めることができたので、ストレスはなかったです。日本人作家さんでもこういうのが書ける方がいるんだなぁと今後の作品に期待したいです。内容は違えど、どうしても「進撃の巨人」や『機龍警察』シリーズを想像してしまいます。個人的にはミリタリー色をもう少し前面(全面?)にだしてほしかったような気がします。アニメで観てみたいです。 続きを読む…
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よむヨム@book
185★★★☆☆ 星3つ 先に映画を観たが、ちょっと原作とは別物だと感じた。 映画は、映画でエンターテイメントとして面白かった。 原作は、人間関係の方にちょっと重きを置いている感じがした。 しかし、200回弱殺されているというのに、ケイジとリタの二人はなんてタフなんだと感心してしまう。 続きを読む…
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とら
153トム・クルーズ主演でハリウッドで映画化が決定した”ライトノベル”である。これで証明された。ラノベを侮るなかれ、と。世界にも通用してしまうコンテンツなのである、と。…と言いながら長らく積読本であったこの作品(笑)ですが、あの大好きすぎる漫画家・小畑健先生がコミカライズするというので遂に手に取ってしまった次第。ガッチガチのSFだった。同じ時間を永遠とループし続けてしまうという現象に巻き込まれる二人を描く。そう、”二人”。結局この作品はボーイ・ミーツ・ガールなのであった。何となく海外を思わせる言葉回しが好きだ。 続きを読む…
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おかむー
153繰り返される死を超えるため戦闘マシンとなっていくケイジには生き残る意思ゆえか悲壮感はなかった。しかしヒロインと分かり合ったのも束の間、ループを抜け出すために避けて通れぬ悲しい結末は単なるめでたしめでたしにならない良い仕掛けだった。お互いだけが同じ世界を見ているがゆえの共感があればこその悲痛さは見事だった。『たいへんよくできました』 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2004/12/23
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784086302197