リア充になれない俺は革命家の同志になりました 1
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リア充になれない俺は革命家の同志になりました 1

過激思想を持つ美少女・黒羽瑞穂に翻弄されつつも、自らのスクールカースト最下位脱却を狙う白根与一の危険な(部)活動記録。
仙波ユウスケ (著) / 有坂あこ (イラスト)
シリーズ:リア充になれない俺は革命家の同志になりました(講談社ラノベ文庫)

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あらすじ紹介

“スクールカースト”とは、誰が作るわけでもなく気がついたときには自然と構築されている不思議な階級。その最下層に値する白根与一は図書部に入るよう命じられる。図書部の廃部をハンストで抵抗する問題児がいるため、それを止めるための人数合わせ(と監視役)とのこと。どんなおかしな奴が待っているのかと部室にいって白根を待っていたのは純真可憐な黒羽瑞穂と名乗る美少女。しかし口を開けば過激思想発言が止まらない危険人物でもあった。その中に掲げられたスクールカースト粉砕計画に白根は心を動かされ、気がつけば彼女の理解者に? カースト一軍のリア充で黒羽の幼馴染み中禅寺さくらを交え、おかしな図書部の活動が始まる……。

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みんなからのレビュー

  • まりも

    スクールカーストの最下層に位置する少年・白根が、図書部の廃校にハンストで抵抗する問題児美少女・黒羽と出会う事で始まる青春革命物語。どっかで見たような設定、捻くれキャラたちの面倒臭い部分が目についたせいで、読むのに苦労したけど結構楽しめました。人間関係の複雑さや、そこに絡んでくる想いであったり、「革命」を通して黒羽の真っ直ぐさを知り少しずつ惹かれていく主人公の姿はなかなか良かったです。物語の結末が少し弱いのは残念だったけど、2人の今後が気になるので続くなら読んでみようかと思います。 続きを読む…

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  • よっち

    入学した高校でスクールカースト最下層に身を置く白根与一が、担任から廃部にハンストで抵抗する美少女・黒羽瑞穂の監視役として図書部に入るよう命じられる物語。序盤は既視感を感じる設定やキャラ造形ですが、そこから明らかになってゆく少し学べば何でも人並み以上にこなしてしまう天才少女・瑞穂の境遇や、幼馴染である中禅寺さくらとの複雑な関係。一見こじらせた言動ばかりに思える瑞穂のありようは、それでいて白根も目をそらせないほど真っ直ぐでとても印象的でした。わりとスッキリとした結末ですが、続巻あるなら是非読んでみたいですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • サケ太

    良い青春物語。スクールカースト最下層に位置するひねくれ者な高校生、白根与一。廃部に対してたった一人でハンストする図書部へ、監視を命じられる。そのにいたのは美少女、黒羽瑞穂。過激思想の少女に翻弄される少年。瑞穂の真っ直ぐ過ぎる心に惹かれる与一。どっかで見たような設定のキャラがいながら、様々なお茶碗持つほうの手的な用語が飛び交っているためか個性的で面白い会話。そして語られる複雑な人間関係や想い。いいなぁ。面白かった。ラストも良くて、ニヤニヤする。次巻も読みたくなる感じ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ツバサ

    スクールカーストという固定観念を変える革命家たちの刺激あり恋愛ありの青春ストーリー。ヒロインの黒羽さんが手強いキャラだと思ってたけど弱い部分もあり、そのあやふやな感じが好きです。主人公の白根がなんだかんだ良い思いをしつつ苦い思いもしてて釣り合いが取れてる。今回は黒羽さんと白根の過去の話が解決してないけど続くってことですよね。是非この革命家たちがこれから何をしていくのか続きが楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ぼりよこ

    うーん。後読感が良いのは認める。シリーズだから黒羽と白根がファーストコンタクトしたことを話して付き合い始めるもしくは告白くらいまではいくかなーとは思ったんだけど……。なんか、おあずけされた感じ。正直1巻完結できれいにまとめてくれてもよかったんじゃないの?って言うのがデカイ。スクールカーストぶっ壊そうって言うのも、それができないからこそ真面目にぶっとんで描かれると面白い。割りとひねくれてるキャラ好きよ。けど、結局なんの解決もせず、主人公が治外法権の場所を手に入れて終わり。んー。もやっと。 続きを読む…

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