あらすじ紹介
姿を消した舞香。『魔物』によりつけられた、残り一ヵ月の腐敗の呪い。最強の殺し屋だった少年・志摩一式の存在は、『魔物』たちと相対する中で最弱へと転じてしまっていた。なんとか一式は舞香と再会するが、彼女の手により杏樹が浚われてしまう。杏樹を取り戻すため、舞香を追う一式。だが事態はさらに急転する。かつて杏樹に仕えていたメイドが現れ、舞香を一蹴し、彼女を連れ去ったのだ。そして明らかになる一式の過去。一式が、杏樹のために選んだ答えとは――!?
「聞こえるか、杏樹。君のことを、浚いに来たぞ」
漆原雪人×黒谷忍が贈る『太陽』を見つけ出すための物語、第二弾!
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みんなからのレビュー
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よっち
20裏の世界で魔物と相対する中で最強から最弱へ転じてしまった一式と、突如姿を消した舞香。追っていたはずの舞香に杏樹が攫われ、さらに杏樹に仕えていたメイドも現れる第二弾。捜索を続けながら過去を調べていくうちに明らかになっていく燐太郎と杏樹、舞香や一式たちの過去。一式が今まで知らなかった事実を突き付けられるたびに大きく形を変えていく、物語の構図の変化はとても良かったです。魅力的なキャラたちと重厚な雰囲気は保ちつつも読みやすさはだいぶ改善されて、この決別と再会がどのような結末に繋がるのか、次巻刊行を期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり -
晦夢
10姿を消してしまった舞香をなんとか探し出し再会出来た一式だったが、杏樹をさらわれ、さらに杏樹を連れ戻しに来たメイドも現れる。混沌とした状況の中杏樹を守ることができるのか。舞香先輩どうにか幸せになってほしいな。しかし全体的に同時に色々起きて、過去の情報も入ってくるからまあ情報量が多い。戦闘の顛末的にはそれでいいのか感はあったが、概ねハッピーエンド。というかこれで終わりそうな勢いなんだけどどうなんだろう。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
10吸血鬼の少女をさらわれる中、事態が急転する今巻。・・・「殺し屋」ってそういう意味だったのか。確かにある意味最強ではあるが、この先どう戦っていくのだろうか。そして敵は増え、ある意味世界から狙われるようなものに。・・・この先、刺客がぞくぞく来そうな展開である。彼は、はたして生き延びることが出来るのか。・・・新たに判明した「詐欺師」も相当有能な変わり者だったが。あの館はやっぱりまともな人はいないのか。・・・というかこの物語はちゃんと続くのだろうか。ぜひ続いてほしいものであるが。 期待を込めて次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
水無月冬弥
9漆原雪人先生(@rusibara_yuki)の #ラノベ 登場人物の様々な想いが交錯する中、なんとか、一番ハッピーな結末にたどり着いたけど、薄氷の上に立っている状態なので、どうなるんでしょうかね? 個人的には一式の戦闘能力が想像以上に弱くて残念な気が…… 続きを読む…
ネタバレあり -
サエズリ割津
8最強の殺し屋一式は魔物がはびこる裏世界では最弱だった。舞香に攫われた杏樹。しかし杏樹のメイドの登場により舞香のもとから杏樹は連れ去られてしまう。衝撃の過去が明らかになり、物語が急展開していって面白かった。すべてが解決しないまでもハッピーエンド風に終わっているのもよかった。イラストは言わずもがな。次巻はどちらでも。次回作でもOKです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/09/02
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784063814866