一ナノ秒のリリス
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一ナノ秒のリリス

瀬尾順 (著) / 風見春樹 (イラスト)
シリーズ:一ナノ秒のリリス(講談社ラノベ文庫)

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あらすじ紹介

「このままずっと二人で逃げられたらいいね」。運命と対峙する疾走系ボーイ・ミーツ・ガールストーリー開幕。

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みんなからのレビュー

  • よっち

    コンビニでたくさんの血まみれ死体と、その中心で泣く少女・リリスと出会った病弱な少年・赤羽一希が、転入してきた彼女と再会する一夏の物語。シーンごとの描写にはわりと光るものがあってポテンシャルを感じましたが、それらを繋げるストーリーや設定といった部分を、もう少し丁寧に積み上げられると良かったですかね。この手の物語にしては珍しい、ハッピーエンドでもなく悲劇でもない余韻の残るエピローグは印象的。しかしまさにそれを書くために組み込んだ様々な設定が、一方でいろいろと物語を難しいものにしてしまったようにも感じました。 続きを読む…

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  • nawade

    ★★☆☆☆ またも、エロゲライターからの転籍組。スゴイ、これ程突っ込みどころの多い本は久しぶりだ!失笑を抑えられない。幾ら時間の認識が遅くなっても1ナノ秒で動いたら生身の肉体が持つわけ無いだろ!正義の軍隊(笑)の設定ヒドすぎる。なんだこの裏切ってくださいとばかりのご都合主義な命令は?エースに対してこれはない。級友の豹変ぶりもギャグレベル。幼馴染の要らない子ぶりも半端ない。読み終えた後、これはヒ・ド・イと叫びたくなること請け合いなボーイ・ミーツ・ガール。作者がラストシーンを描きたかったことだけはよく分かる。 続きを読む…

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  • サエズリ割津

    ボーイミーツガールで逃避行物か思ったら微妙に違った。思ったよ能力バトル展開があったのがなんとも言えない。悲劇によらず寂しさの残るエンディングは嫌いじゃないけど。なんというか色々微妙でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ブー

    ひと夏の、ボーイ・ミーツ・ガール作品って感じでしょか。たったひと夏の少年と少女の出会いと別れの物語。なんとか上手くまとめた感じ。少年の記憶の底にある少女の想い出という落とし所は、古典的なラノベ作品って感じでしょか。ラノベ初心者には、良い作品だと思います。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • T

    ある暑い夏。赤羽一希はリリスと名乗る少女と出会う。何事もなくすぎる日常の中に混ざり込む非日常。本来起こり得ない出会いが巻き起こす一夏のボーイ・ミーツ・ガール物語、開幕。日常を生きる一希と非日常を生きるリリス。本来出会わない二人が、日常を通じて絆を深めていき、非日常で立場ゆえに葛藤にしながらも、平和な幸せを掴もうと最後まで抗う物語で面白かったです。 続きを読む…

    ネタバレあり
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