あらすじ紹介
たったひとつの笑顔を残して、彼女は僕の前から姿を消した…。鮮烈な青春ストーリー。〈受賞情報〉講談社ラノベ文庫チャレンジカップ佳作(第3回)
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みんなからのレビュー
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よっち
34大切な存在だった凛が突然姿を消して二年。彼女を忘れられずにいた荻野の元に、凛のことを知る成宮詩花が転校してきて再び動き出す物語。過去の苦い経験から存在を忘れることを過度に意識する荻野と、自分を覚えていて欲しいと願う少女たちの想いが繋がっていく物語は、ファンタジー要素もあったりで構成にもう一工夫あるとより分かりやすかったかも。ただ可憐で魅力的な彼女たちの描写はイラストともよくマッチしていて、そんな彼女たちが荻野の背中を押したからこそ、迎えることができた結末だったのかなと。飴に釣られる凛母がわりとツボでしたw 続きを読む…
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まりも
30荻野にとって誰よりも大切な存在だった少女朝霧凛。ある日彼女は突然姿を消してしまい、周囲の人間は彼女の存在を忘れてしまった。ただ一人彼女の事を覚えていた荻野の元に凛の事を覚えている転校生がやってくる事から始まる話。成宮、麻利亜、凛三人の少女がそれぞれ抱えていた想いや過去が繋がっていく過程は良かった。えいひさんのイラストがある事で少女たちの可憐さや透明感がより際立ちますね。場面転換の下手さや説明不足とダメな点もありますがラノベ文庫の新人作としては久々の辺りでした。飴ちゃんで釣られる凛ママが可愛すぎてツラい。 続きを読む…
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アウル
27う~ん、あらすじ読んだ時は良さそうと思っていたのに実際読み終えると微妙だったな。唐突に話が切り替わったり、ヒロインが3人出てくるけどもそれぞれ掘り下げ方が中途半端な感じだった。登場するキャラがみんないい人なんだろうがどこかおかしい部分が強すぎるのも残念。設定はいいのに生かしきれていないような感じがした作品。 続きを読む…
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パラ野
16勢いだけで読まされてしまった。作者にとってはデビュー作なんですね。1年経ったら全ての人に忘れ去られるヒロインを追いかける高校生の主人公。中2の頃に出会って突然失踪した彼女の思い出や、初恋の思い出がかなり長い。初恋の子は母親に虐待されてたことを見逃したエピソードを事故の責任になってしまったのは、都合のいいオツムの人たちダナーと。ヒロインに信じることを教えてあげるぞ的な上から目線がなあ。瑞々しさは魅力だけど、恋愛部分の関係性は男性性を満足させるヒロインの人形っぽさに発展を見出せないなあ。 続きを読む…
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かんけー
16「恋すると(^。^)人は詩人だ」❤︎とはよく言ったもので(笑)卓也..ではなく荻野で良いかな?こいつニヒリストなのかリアリストなのか分からんなー(笑)朝霧凛、不思議な少女である。一年を過ぎると周りから「忘れられて」しまうと云う一週間◯...おっと(^^)。荻野は麻利亞と云う少女を守れなかった自分を己れの心の中に引きずり、其れが事勿れ主義となって彼の行動原理の一つに成っていた。それが悪いとは言わないがその「犠牲者」(笑)が成宮詩花だつた(^。^)荻野にとっては何気ないヒトコトでも年頃の乙女には(笑) 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/01/30
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784063814422