揺り篭の悪魔と零のアリア
万物に干渉する万能エネルギー素子『エーテルゲノム』と『反応回路』を操り魔力にも似た力を使う『異人』と、人間が共存する世界――東雲龍太郎はある日、異人である『サキュバス』に襲われ死に瀕した。そこに突然現れた別の異人・アリアに救われた龍太郎は、彼女に刻まれた『贄の烙印』により人外の戦闘力を得る。アリアと過ごす日々のなか次第に心通わせた龍太郎は、彼女の親友を救うため共に戦うことを決意。しかし敵は人間では相手にすらならない、強大無比たる異人『吸血鬼』であった! はたして龍太郎とアリアは生き残れるのか?
穂村健人
(著)
/
黒銀
(イラスト)
シリーズ:揺り籠の悪魔と零のアリア(講談社ラノベ文庫)
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あらすじ紹介
人間と「魔力」を使える異人が共存する世界。東雲龍太郎は異人に襲われ辛くも生き残る。そのために彼が得た「力」とは…。〈受賞情報〉講談社ラノベ文庫新人賞佳作(第3回)
みんなからのレビュー
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晦夢
5割りと良かった。主人公が事件に巻き込まれ、ヒロインと事件を解決しようと奔走する。その途中で特殊な人間だったと分かるといった、テンプレ的な内容。このタイプでこの感じのヒロインは珍しいんじゃないかと思った。どっちかというと主人公のほうがガンガン問題起こしていくようなタイプ。アリア可愛かったです。てか、キスでパワーアップはいいけどどこかで…。綺麗にまとまっていたが、最後グラムの正体は必要だったのか。続刊は出るのだろうか? 続きを読む…
ネタバレあり -
1_k
4ちょっと古臭い感じのよくある設定・展開。だがしかし、割とシリアスめで遊びのない作風に加え、掛け合いと主人公の魅力が足りないので読み進めるのがいささか辛い。よって、半分で放棄。 続きを読む…
ネタバレあり -
じゃんく
3地文は中々自分好みの描き方で設定も既視感がありながらそこそこに満足できる内容だった。主人公がここまで強いけどヒロインのほうがもっと強くなる設定だし、煮るなり焼くなりでかなり楽しそうな設定だなぁと。続刊が続いて方向性が面白く固まればいい感じの作品になりそうな予感はしました。 続きを読む…
ネタバレあり -
洋紅色(ようこうしょく)
1異人と言ってもそんなにいるような描写がないけれど、実際どれくらいの種族がいるんだろうというのが読んだ後も気になった。主人公が個人的にちょっと…。つまらなくはないんだけど再読したいとは思えない。 続きを読む…
ネタバレあり -
サナギトウカ
1連続殺人事件の犯人に仕立てられた親友を追う美少女捜査官と、喧嘩っ早い少年のボーイミーツガール・オカルトパンク。やや説明が先行しがちなものの、シンプルで王道な筋立ては読むに引っかかる場面がなく好印象。ただ丹念に見ると読者が把握している情報とキャラが把握している情報とで前者を優先してしまう節もあり、細かい所では粗が出てしまっているのも確か。そういう意味では、あとがきに書いてあるようにアクション映画(ただしB級)くらいに思って読むのが一興か。真犯人の最後の秘密が明かされるシーンの強引さなど思わず笑ってしまった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/05/30
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784063753752