ストレンジ・エッジ 異界の剣士と孤独の魔女
高校の入学式の帰り道。加賀見廉士は気づくと知らない場所にいた。見たこともない風景、そして――目の前には黒い霧の化け物。逃げ惑う廉士が出逢ったのは、自らを魔女族と名乗る、不思議な雰囲気を持つ美少女アルティだった。元の世界に戻る方法が見つからない廉士は、アルティと共同生活を始めることになる。だが、二人の手には、漆黒の紋様が刻まれていた。それは魔人ジルスの死呪――命
を蝕み、死を招く闇の刻印。「このまま終わりの日が来るまで、君と二人で暮らしていくのも悪くはない」「俺は、死にたくないです」定められた運命に抗うため、少年は剣を手に取り、未来を切り開く――! 第2回講談社ラノベチャレンジカップ≪佳作≫受賞作!
椿博太
(著)
/
桜井柚南
(イラスト)
シリーズ:ストレンジ・エッジ 異界の剣士と孤独の魔女(講談社ラノベ文庫)
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あらすじ紹介
定められた運命に抗うため、少年は剣を手に取り、未来を切り開く…。〈受賞情報〉講談社ラノベチャレンジカップ佳作(第2回)
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みんなからのレビュー
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5良くも悪くも佳作。バランスは取れており、致命的にここがダメというのはないのだが、ただただ薄い。上っ面の形式が整っているだけで、例えば登場人物の感情の動きの説得力であるとか、世界造形の奥行きだとか、深みがゼロ。こういう中途半端に優等生的な作品よりも、一点突破的な作品のほうが遥かに「面白い」もの。 続きを読む…
ネタバレあり -
朝夜
4読了。無難な佳作。まぁ、かなりのアッサリ風味で仕上がってましたが。無難な感じですね 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
4友人が「大賞より佳作、金賞より銀賞が基本的に面白い」と言っていたがどうなのだろうか?(どうでもいい話) 佳作は最近割とよく見る異世界召喚系ファンタジー?雰囲気は良いのだがすれ違いの多さなど目につく点は多数残る・・・が、一冊目では仕方ないのかもしれない。 雰囲気はいいので、これからもがんばっていってほしい好きな作品の一つ。 どうでもいいことだが妖精を連れた姫様はついてくるのだろうか? それとアルティは廉士にずっと一緒にいてもらえるよう頑張るべきではないだろうか・・・何も帰還が当然の帰結ではないのだし。 続きを読む…
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nawade
4★★☆☆☆ 第2回講談社ラノベチャレンジカップ佳作受賞作品。あの「女子には誰にも言えない秘密があるんです!」が大賞だっただけにこの作品も色々と拙い所が目立つ。全体的に設定や状況の説明に説得力が無かったり、お互いの会話に空回りな所が多いのでお前等ちゃんとコミュニケーションしろよとストレスが溜まります。でも大賞受賞作よりはマシだとは思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
ハロサイ
3かつて純人や亜人が魔人との戦いに敗れ浮遊島に逃れた世界。ひとり孤島に住む200歳のロリ魔女アルティの元に迷い込んだ廉士は、ワケの分からないまま魔人ジルスからアルティと共に死の呪いを掛けられてしまう。生に執着がなかったアルティだが数日てデレ、廉士と剣を入手する旅に行き中ボスを倒し、聖女と教会に行き聖剣騎士の助力を請おうとするが廉士は騎士がジルスだと気づく。ペース配分がイマイチだし世界が狭い印象だなあ。でも微妙に寂びのあるこの雰囲気は悪くない。構成が整えば割りと良くなりそうな気配がする。[☆☆☆--] 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/04/02
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784063753448