あらすじ紹介
"爆発的に増え広がった吸血種(ヴァンパイア)たちに対抗するため人類が""人類再生
教団(リヴァイバルズ)""を結成してから約百年。鳴海諒は幼い頃に両親を惨殺され、
仲間たちと吸血種に飼われていた。ようやく生きながらえること
ができた鳴海は生涯をかけて吸血種への復讐を誓う。やがて彼は
第七十六使徒先遣隊(ヨハネスバニティー)の第四教僕隊(カトラム)の特攻隊長として吸血種を手に
かけることを生き甲斐としていたが、激戦の果てに命を堕とす。
しかし数日後。死んだはずの鳴海は復活した。あろうことか宿敵・
吸血種の手によって……。吸血衝動に苦しめされながら鳴海は誓う。
「我(ニエ)、狼を狩る狼たらん(エラン・ガルフェル・ガルファス)」
権謀術数蠢くこの最果ての東で、今宵も月が赤く囁く---。"
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みんなからのレビュー
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まりも
11鳴海というキャラクターをこれでもかと言うくらい追い込むことで物語を更に盛り上げるのは流石だな。吸血鬼を狩る狼でいるために鳴海が選んだ道の先は救いがなさすぎる。鳴海が吸血鬼になったことで生じた変化が今後どう影響するのかが楽しみでもあり怖くもある。1巻の時と比べると勢いは落ちるものの吸血鬼と人間の争いが新しいステージに入るための仕掛けの巻としては十分な出来だったかな。ジョニーが何気にいぶし銀で普段頼りないがいざという時は率先して切り込むすごくかっこいいおっさんすぎる。次巻も期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
なも
10一巻で死んで生き返った鳴海諒の無双回。最も忌むべき生き物として、宿敵として殲滅してきた吸血種によって復活させられた鳴海。元々サイコ野郎だったのが吸血種化で更に進むマッドぶり。もうまともな人間なんて出てこないんじゃね?と思った所に、名前だけ出てきていた「神父」と、大蛇「ブラッド・マーレー」の存在が描かれる。人外から人外と言われる神父とは?それに鳴海を生き返らせた「姉妹」の行動の意味とは?主人公。のはずなのに全く目立たなかったリアンは次で救済されるのか?w何にせよ気になる。新刊はよ。 続きを読む…
ネタバレあり -
ドル箱
10増す増すスピードUPさせた今回の物語。混沌とカオスの中で何を見出すのか。ノンストップバイオレンスギャグアクション!何かね~ギャグに見えてきた。シリアスな展開でハードなのですが「ぶっ壊れたキューブ」みたいだな。キャラが全てをぶっ飛んでおり(主人公含む)唯一の常識人のキャラは・・・居るのですが、恐らくそれも「壊れている」その「壊れた世界」で、青がどう今後、物語を綴りオチを付けて行くかもみものです。はっきり言って「ギャグ的な魔人戦争」収拾が着くかが心配だが次巻も楽しみに待つ。菊池秀行著「D-死街譚」を読みながら 続きを読む…
ネタバレあり -
Seri
7【誰もが過去と闇を抱えて生きている】今回は、読むのがちょっとしんどかったです。気軽に一物語として読めませんでした。もし自分だったら? と、考え始めたら辛すぎて。鳴海さんにしても、周りのみんなにしても。今回は鳴海さんメインのストーリーでしたが、どうやら他のキャラもそれぞれ辛い過去を抱えている雰囲気。追々明らかになっていくのでしょう。過去がどうであれ、今を精一杯生きていかなければならない。そんな印象を抱いたお話でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
エス
6読メで記録を重ねるうちにしょーーーもないことに気が付いてしまった。眼鏡制服男子属性ありだ、私。振り返ってみると各所に該当するキャラクターが紛れ込んでいる。でも、今回のおきにいりさんは、大分深いところまで沈み込んだご様子。美しい理想の自己を喪ったこれからをきっちり見届けていく志を持つ。今後の展開は彼にも彼が大切に思う人にも辛いことになっていくのであろう。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2013/11/29
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784063753356