あらすじ紹介
黒須神社に鎮座していた神・ククリ姫が真人の前に現れた。彼女は力を失っただけで、神社を去ったわけではないと言い、ククリ姫は自分の完全復活のために祭りを行ってほしいと真人に懇願する。だが彼女が戻れば真人はどうなるのか、真人自身はどう思っているのか。さまざまな不安を抱き千鳥の心は揺れ動く。真人が祭りの準備を進めていくと、黒須神社と千鳥に隠された過去が明らかに……。同時に、災厄とも違う謎の妖しい影が街を襲う。その影の正体は厄神以上に厄介なものだった! 第2回講談社ラノベ文庫新人賞大賞作品完結編!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
アウル
26最終巻。3巻で終わりは惜しい感じがするがラブコメの終わりとして綺麗に終わっていたので良かった。千鳥の気持を真人伝えるシーンが特に良かった。ウツロが完全に2人の子供みたいになっていたのにくすり笑ってしまう。最後のオチは真人が千鳥をのらりくらりとかわせる訳ないよね。次回作も期待して待ちます。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
25凄く良かったです。のんびりした神様のお助け話を、まだまだ読んでいたかったのですが、一人の少女の恋のお話として綺麗に纏めてくれたので満足でした。変わっていく人と神のあり方について、神様達が凄く肝要である事と、優しい人たちと、神と人の狭間にいるのに、あるがままを受け入れている主人公がいるため優しい物語になっているのかなと思いました。一人、ヒロインだけはブラックですが……。そこも良いアクセントかなと。 続きを読む…
ネタバレあり -
あなほりふくろう
25「大切なことは、ちゃんと言葉にして相手に伝えないと」締めの第3巻は神社のお祭りを舞台に、一目惚れだった千鳥の恋心、その一点に焦点が当たっていた。ククリさんの出自と役どころがどうしても紙幅を圧迫するのは仕方なくてその分詰め込んだ感じになってしまったけど、ストーリーの組み立てや文章が素直で丁寧なだけにストレスには全くならず。ラストの盛り上がりも締めくくり方もとても暖かくて。オチはまあ、千鳥が徹頭徹尾直球なだけに駆け引きとかのらりくらりとかまず無理だろw とても良い作品だった、掴んで良かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
22さて今巻で最終巻です。お願い事業務にも慣れてきた真人に対して千鳥はある不安を増大させていく。そんな中、居なくなってたとばかり思われていた黒須神社の元祭神のククリ媛が現れて…というお話です。副題を付けるならINNOCENCEで…w 亡き祖父に期待され厳しく育てられた結果、余り周りを信じられなくなった千鳥が自分の中の感情…「恋心」すらも否定しようとして…ですがまあ雨降って地固まる終わり方はいい読了感を得られました。そして最後、真人は天井のしみを数えたんですかね…w ユア・マイ・ヒーローの続きに期待です。 続きを読む…
ネタバレあり -
Hail2U
21良い〆。千鳥が恋心を自覚し獣を自分だと認めたシーンが特にジーンときた。ペルソナ4みたいで。[お前は、私だね...]っていうシーンが頭の中で超リフレイン。素晴らしいラストだった。編集が仕事しないと思ってたけどウツロを産んだりしてるしそうでもなさそう。〆たのは作者の意思っぽい。第2部とも言えるヒーローに繋げる為の布石として綺麗に〆たのかも。ぶっちゃけ大成功です。次も頑張って下さい。10/10点 正直講ラを見直した。作者さん第2部頑張って下さい。超期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2013/11/01
-
定価704円(本体640円+税)
-
ISBN9784063753431