あらすじ紹介
生徒たちが自ら校則を作ることができる制度、学校内民主主義――通称「スクール・デモクラシー」を掲げる光友学園に転校してきた高天原奈々。真生徒会とカオス生徒会との対立に巻き込まれた奈々は、自分の信条のもとにカオス生徒会に入会する。メンバーとしての最初の活動は――生徒の前での演説! 生粋のお嬢様として過ごしてきた奈々がとまどう中、ブサイクロンは奈々を応援するためにある行動を起こす――。
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みんなからのレビュー
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のれん
7設定は過激だが、議題や政治パフォーマンスが凄く現実に近く、妙なチグハグ感を感じる。 やはりコレは作者のセンスというかノリの違いなのだろう。ぶっ飛んだ作者ならキレキレの引っかき回す展開、コメディオチに持って行く布石を用意するだろう。 しかし、今作は選挙、つまりは政治意識を強く訴える意図が作品から読める。 終盤の理事長の台詞はまさに作者の代弁ではないだろうか。そうすると今作は娯楽作というより、教育漫画のような題材に近いのかも知れない。するとノリきれないのも分かる。 真面目な思考で真面目じゃない作風は難しいか。 続きを読む…
ネタバレあり -
吉兆
4ブサイクロンの演説には本当に説得されかねない説得力があってクレバーだ。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
4★★★☆☆ RPG W(・∀・)RLDの終了予告キター!今回は秩序重視の新生徒会が人気取りのために私服デー導入議案を提出、支持率低下を懸念して、それに対抗するカオス生徒会という構図。まさに自民党と民主党の足の引っ張り合いを具現化したような内容だ。本来の立場を無視した故の再現のない泥仕合化した抗争を期待していたが、あんまりエスカレートしなかったのは予想外。高天原の成長を描けていないことはどういうことだ? 続きを読む…
ネタバレあり -
ゴローさん
3ブサイクロンがマジ紳士だ…応援団も凄い気のいい奴らかと思いきやあれ指示されてやってたのか。ちょっと残念。今回は久遠寺会長の腹黒い部分があまり無かったので普通に可愛かったです。いきなり土下座されうろたえてる挿絵が素晴らしかったw 続きを読む…
ネタバレあり -
1_k
3前巻に輪をかけてつまらない。ただの衆愚政治劇に堕しておりますが、読者はそんなお話のどこに魅力を見出せばよろしいのでしょうか? ベテランの先生ゆえ何らかの意図があっての設計と推察されますが、愚読者の私めにぜひともご教授願いたいものです。あ、もしかしてエンタメではなく、前衛実験小説なのでしょうか? 何故そのような作品が講談社「ラノベ」文庫というレーベルから出たのでしょうか? 読解力も知識も不足しております私めには想像もつきません。ただ一つだけ言えるのは、このレーベル、ヤバくね? 作者も編集も。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/06/01
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784063752427