あらすじ紹介
幻書の封印のため、名門女子寄宿学校を訪れたダリアン。世話役として手配されていたのはジェシカだった。女生徒の集団に発見・蹂躙されたダリアン。一冊の幻書が失われていることに気づいた二人は、大捜索へ!
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みんなからのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
34人は万能ではない。だから人が作った幻書もまた万能ではない。些細な奇跡しか起きない幻書。些細な力しか持たない人間。だけど二つが上手に噛み合えば、それは神様の洗礼のような大きな力を持つ。結局要は、使い方によると言うこと。まだ読み解くには力の足らない書。大きすぎる力を持った書。手放すこともまた、一つの選択の内。悔いてもいい、諦めてもいい。けれど、次の出会いを願うなら、甘い甘い砂糖菓子のきらめきの中で、微笑む彼女とまた出会えるだろう。そして、力足りず諦めた物語も、手を伸ばし続ければいつかきっと、読み解けるはず。 続きを読む…
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Yobata
30“幻書”を巡るダリアンとヒューイの冒険譚第7弾。「災厄と誘惑」「叡智の書Ⅱ」「少女たちの長い夜」「鍵守」の4話と「型録」「模倣の書」の断章2話。「災厄と誘惑」は、カスルハウという古代超文明が遺したとされる本を巡って様々な事件事故が起こり、その本を鑑定してほしいとヒューイのもとに警察が来る話。ついにダリアンデレがキター!!と思いきや…w看病ネタと相まってダリアンが素直になってあんな発言が飛び出したかと思ったけどそういうオチねwまぁそれはそれで面白かったw今回はダリアンや幻書の力を借りずに事件を解決した→ 続きを読む…
ネタバレあり -
Norico
29叡智の書って、脳の柔らかい子ども時代に読まないと効き目がないんじゃなかったっけ?シャーロットがそれだけ純粋だってこと??とややはまりきれず。最後ダリアンとヒューイの出会いが分かるが、白い少女の謎が…。迷宮と王女といえばアリアドネ?どう終わるのか…いよいよ最終巻。 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
26今巻は4編+断章2つ。ダリアンがヒューイを看病する話。ある女性が軍すらも手玉に取って見せる話。ヒューイ不在の中、ダリアンとジェシカが頑張る話。そしてヒューイとダリアンの過去の話です。今巻はどれも終わってみれば明るめな話で、どれが一番のエピソードか甲乙付けがたいのですが、あえて挙げればダリアンの看病話ですかね…w ダリアンの作ったスープの顛末も含めて一番面白かったな…とw それはそうと「鍵守」の話での「アントワネット」の挿絵が今巻で一番可愛いというのも心中複雑ですが…w 次巻、最終巻も早い内に読もうかと。 続きを読む…
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半熟タマゴ
23エピソード番号は「FINAL」だけれど、二人の出会いの話。アントワネットの台詞から最初は数十年後の話なのかと思ったら・・・。まさかのあの人でした。ハルとフランの二人組が好きだから1冊につき1話は載せて欲しいなって思ったり。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2011/04/01
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定価628円(本体571円+税)
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ISBN9784044241193
関連サイト
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公式サイト