あらすじ紹介
屋敷に招かれたヒューイとダリアン。亡き父の残した蔵書の鑑定を求めたのは、エステラという名の美女。隠蔽された血塗られた事件……全ては一冊の本のせい、それとも――。悪魔の本をめぐるダリアンの冒険、第2弾!
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みんなからのレビュー
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スズ
68山奥の茨に支配された屋敷に潜む狂気の少女、本の姿に擬態し、読もうと近づいた者を喰らう食人植物、命すら差し出す事態に陥る可能性のある物々交換の幻書、殺人衝動に突き動かされる少女の惨劇、ヒューイが空軍所属時代に体験したある一人の空の騎士との一騎打ちの5つの物語を収録。世話焼きのヒューイに悪態をついたり、本を手荒に扱う者には烈火の如く罵倒の絨毯爆撃を行うダリアンですが、カミラにテディベアの可愛さを熱心に説いたり、甘いお菓子と大量の本に目を輝かせる姿が可愛らしい。強過ぎる欲は己の身を滅ぼす劇薬になる事を強く感じた 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
45“幻書”を巡るダリアンとヒューイの冒険譚第2弾。「荊姫」「月下美人」「等価の書」「胎児の書」「ラジエルの書架」の5話と「恋人たち」「必勝法」の断章2話。ダリアンのヒューイなどへの罵倒録も冴え渡ってるし、甘いものには目が無いのも相変わらず可愛いw今巻はカミラに対しても心配をするなどヒューイ以外の人にも心を開きつつあるねw「荊姫」は屋敷の火事で亡くなったとされるカラボス氏が持つとされる幻書を捜すヒューイ達は、屋敷を放火して幻書を持ち去ったと噂される娘がいる別荘へ赴くが…という話。これまた典型的な自身の欲望に→ 続きを読む…
ネタバレあり -
くろり - しろくろりちよ
372冊目。幻の地形を生み出す幻書で愛された過去をも捏造したかった「茨姫」、食虫植物が放つ甘い香りは知識欲「月下美人」、書物への恋は移り気「恋人たち」、対等な取引と不相応な物を望まめば破滅する「等価の書」、ゴーレムを生み出す「胎児の書」、賭けごとと思惑「必勝法」、禁断の知識を記した幻書を集めた「ラジエルの書架」。まだ散漫だけれど、これはいつかまとまるのかな。「蒼天に天使の姿はなく、騎士に寄り添うは戦乙女(ワルキュリア)」これ好きかも。あと、ダリアンを愛でる書。紙媒体以外の幻書、幻書が生まれる過程に注目。 続きを読む…
ネタバレあり -
Norico
29黒の読姫ダリアンと鍵守ヒューイの幻書を巡る物語。前作ででてきた謎の緑の髪の子はラジエルという、これまた読姫。世の中にはどんだけ幻書があるんだ。それだけ人の欲望は底がないってことなのかしら。ヒューイの過去もちょっとでてきて、段々それぞれの関係が明かされていくのかな 続きを読む…
ネタバレあり -
ダージリン
23ダンタリアンの書架の中の人が1番気になります(笑)。「等価の書」のカミラが好き。あと、ヒューイの過去らしき人物を見て、過去に何があったんだ!と思いました。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2009/01/01
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定価607円(本体552円+税)
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ISBN9784044241148
関連サイト
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公式サイト