あらすじ紹介
規律委員会(ブレイカー)支援隊(サポーター)の氷梨は、管理塔(アドミニストレイター)のなかで治療を受けている――そう柾貴たちは聞かされていた。
見舞いすら許されないことに違和感を覚えつつも、この浮遊学園都市《楽園(カナン)》の中枢機関による情報を信じるしかなかった。
しかし、ある夜、氷梨から届いた連絡はSOS信号だった。放ってはおくわけにはいかない!
柾貴とアリスとシャーリーは、須旺たちと共に管理塔に向かう。
不自然に扉を閉ざす管理塔の前で、方策を練る柾貴たち。
そのとき、《楽園》全体に、まったく予想外の出来事が起きる。
《お助け猫(ヘルプキャット)》の最後の戦いがはじまる!
紅茶(アリス)とお菓子(シャーリー)の異能学園バトル、最終幕!!
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みんなからのレビュー
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まりも
21最終巻という事で黒幕との決戦へ。黒幕があっさり退場したのは少し残念でしたが全体的には面白かったです。アリスの能力はバトルで映えますね。アヒルさんに乗るアリスとかめっちゃ可愛い。柾貴の能力も地味ながら大きな役割を果たし主人公の面目躍如といった感じかな。ただアリスとシャーリーコンビの活躍が少なかったのがマイナス。ここで終わるには惜しい作品ですがとりあえず次回作も期待してる。 続きを読む…
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るか
12完結。展開も結末も予想できるものでしたが個人的にはバトルより皆の作り出すこの世界観が好きだったのでよい結末だったと思います。そして最後は柾貴がしっかり活躍してくれたので良かった。アリスとシャーリーは最初から最後までぶれなかったところも良かったかなと思います。瀬戸路ではないですが氷梨は力も殆どないのに行動できるところはとても格好良かったです。個人的なMVPは氷梨さんに上げたいです。これで完結なのは寂しいですがこれからも3人で暖かい空間を作り上げてくれることでしょう。お疲れ様でした。 続きを読む…
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晦夢
10完結。管理塔で囚われている氷梨からのSOSと受け取った柾貴たちは氷梨を救うために動き出す。シリーズ通してシンプルに纏まっていた印象。やっぱりお助け猫はこの二人じゃないとね。敵の絶妙に狂った感じが個人的には好きだった。そして最後に柾貴が能力使うときにAPPDを使う辺りなんだか現実的でよかった。シャーリーの気合気合も嫌いじゃないけど。 続きを読む…
ネタバレあり -
藤崎
9紅茶とお菓子で彩るティータイムのような、ゆったりとした時間を甘く柔らかに騒がせる能力バトルシリーズ、4巻にして完結。そして打ち切りエンドかと思えば予想外にしっかりまとまってて流石と言った印象。もちろん、特に人間関係部分についてはまだまだ面白くなりそうな段階で終了なので非常に残念無念ではあるのですが、分量の制約がある中で一通りの展開をしつつ、その上でこの作品ならではの持ち味を生かしつつ、最終的に無理なく着地できたというのは、密かにすごいことかと。何はともあれ完結お疲れ様でしたということで、次回作にも期待です 続きを読む…
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真白優樹
9仲間からの救援要請を受け、楽園の中心部に仲間たちとともに乗り込んでいく今巻。・・・うん、最後の黒幕が浮遊島の長っていうのはある意味鉄板だよね・・・今回の黒幕の思惑、変な方向で純粋だったな。 今回は柾貴君が主人公らしく大活躍。というか彼の異能はこれのために宿ったんじゃないだろうか。・・・アリスもシャーリーもそれぞれ柾貴を好いているのがよくわかる。うん、この三人はどちらか一人を選ぶよりも三人一緒の方が幸せで自然なんだろうな。 個人的には大満足、いつか紅茶とケーキ片手に読み返したい作品である。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/09/25
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784906866977