あらすじ紹介
「俺は大英雄キサラギだ。」
〝目覚めよ。〟と言われて目覚めると、そこは見知らぬ世界だった。「まるでゲームのような世界」グリムガルで生き抜くために、俺たちは戦うしかない……が、与えられた道なんてごめんだね。俺は俺の道を行く。
神官のイチカ、魔法使いのモモヒナを従え、手始めにオークをぶっ殺しに行った俺は、死にかけた冒険者から魔剣「ソウルコレクター」を託される。これさえあれば、職業なんて関係ない。「無職」のまま、本当に英雄になってやる。
十文字青が贈る、新たな英雄譚がいま幕を開ける!
みんなのデータ
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43読みたい
みんなからのレビュー
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よっち
42グリムガルと同じ世界観上で描かれたもう一つのお話。同じようにこの世界にやってきたキサラギが、他の人達のようにギルドに入ることはせず、手に入れた強力な魔剣と才覚を武器に、未来を切り開いていく感じですかね。自己肯定感があまり高くない、あるいは楽観的な仲間に恵まれたり、魔剣を貰い受けたり、多少運に恵まれた感もありますが、何とかなるのは何をすべきか考えぬいて、やり切ろうとする姿勢あってこそ。彼のありようと、ハルヒロたちとの落差に驚きますが、これもまたひとつの生き方なんですよね。これでどこまで行けるのか楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナカショー
36灰と幻想のグリムガルと同じ世界だけど、ゴブリン相手に必死になるグリムガルとは違いトントン拍子で強くなっていくのがいっそ爽快でした。グリムガルと違ってサクッと読めるのもまた良かったです。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
32『灰と幻想のグリムガル』原作でも一言だけ言及されてた「風変わりな3人組」の物語。タイトルと表紙から分かる通りのなろう出身作品。まず思ったのは、十文字青ってこういうのも書くんだなあ、と。『サクラ×サク』の他にも2、3作チラ見したことがあるけど、とにかく鬱屈系の印象が強いのでそこは意外だった。世界観は変わりなく、展開は伝説級の剣(攻撃力最強の呪われた剣って感じか)を偶然手にした主人公が「大英雄」になるべく頑張る…というか好き勝手する?wお話。十文字節は感じるので、ラストで魔剣を盗まれて2巻は面白くなりそうだ。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
27グリムガルと同じ舞台という事で購入。こちらの主人公も凡人だが序盤で強力な武器を手に入れ、自分の行きたい場所に行き相手を倒す。性格は残念だけど度胸と知恵と運で乗り切る姿は薔薇マリのマリアとカタリを足して2で割った感じですかね。展開は非常にわかりやすい位シンプルだけどキャラの魅力は十分なので読んでいて楽しい。ヒロインもあほの子とツンデレで気弱な子、ぽっちゃりエルフとそれぞれ個性的だしグリムガルと違って気楽に読めるのがこちらの魅力かな。次巻も期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
ツバサ
26灰と幻想のグリムガルを読んでグリムガルの世界に惹かれてたからグリムガルが舞台の別の作品があると知り読みました。慎重なハルヒロとは違い、猪突猛進の主人公キサラギが行き当たりばったりなんだけど。行動とは裏腹にちゃんと仲間のこと考えてるのが良い。物語も後半のハラハラする展開で楽しめました。続きが楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/05/25
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784906866809