あらすじ紹介
「お前たちに問おう。この時代で何を目指すのかを」
聖法国セイムローザを救ったキルサスたち〈紅女神騎士団〉の主要メンバーは、王女セレネを連れて港湾都市ゴルバを訪れていた。物資の調達と散逸した神器の一つ「ミストカーフ」の回収・封印を行う予定だった一行だが、なんと敵対していた〈翠玉騎士団〉の団長、フィリーチェと再会する。彼女もまた、自身の信念に基づきミストカーフを求めていた。さらに騎士団の軍師、シザリオンにも予期せぬ出会いが訪れ、神器を巡っての駆け引きは加速していく。
ファンタジー&タイムリープ戦記、それぞれの選択が試される第二幕!
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みんなからのレビュー
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よっち
262巻目は港町ゴルバを舞台に、散逸した神器の一つ「ミストカーフ」回収を発端とした争奪戦。物価の変化の話とか面白かったです。いったん決裂した翠玉騎士団を維持させ、そことの関係性を残したのは、先々に向けた布石なのかな。過去の歴史改変を取り扱うのはなかなか難しいですね。今巻を読んで改めて騎士団ものとはいえ、大規模会戦を綿密に描くような戦記ものというよりは、主要メンバーの活躍を描きたい作品なのかなと感じました。ここから流行に合わせて無理に戦記ものを目指すよりは、そちらの方がらしさを出せていいんじゃないかと思います。 続きを読む…
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メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
11〈紅女神騎士団〉と同時に100年前に飛ばされていた〈翠玉騎士団〉のフィリーチェと再会し、舞台はゴルバで繰り広げられますが、セイムローザを守りたい〈紅女神騎士団〉のルーシア達、レンスリーを変えたい〈翠玉騎士団〉のフィリーチェ達、ゴルバを守りたい〈アルジア商会〉のザガ、エルフの集落を守りたいシザリオン。それぞれの思いが非常によく描かれていたと思います。今巻でも〈紅女神騎士団〉の描かれ方は非常に良かったと思います。タイムリープの設定も上手く生かされていたと思います。これから非常に楽しみなシリーズになりました。 続きを読む…
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まりも
101巻ほどではないが面白い。歴史を変えることになった紅女神騎士団が与えた影響や物価の違いといった物語に広がりを加えた感じですね。レンスリーの腐敗を変えるために戦う翠玉騎士団とフィリーチェの存在も良かったです。そのほかにもゴルバを守るために戦う商人ザガや母とその故郷を守るため騎士団から離れて行動するシザリといった具合にそれぞれの守りたいものとその為の覚悟が分かったのは良いですね。残念なのは戦闘が微妙なのとフィリーチェとの結末がすごくやっつけな感じがしたところですね。セレネとティティ可愛い。次巻も期待。 続きを読む…
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朝夜
7読了。一巻のような熱さがなくて残念です。二巻はなんか普通でしたね… 物価の話は面白かったです、昔は一般的な魚や酒は未来では超高価とか……一攫千金も夢じゃないッ!?(オチツケ フィリーチェとはもっと真面目に殺し合いをして欲しかったな-(マテ 続きを読む…
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尚侍
6素晴らしい。この展開は見事。前巻からの引き継ぎを兵站面で描いてきたことで物語がさらに深まったし、フィリーチェの存在が加わったことで歴史の流れを変えるという目的がさらに高まった点が素晴らしい。そしてそんな中でシザリのエピソードを挿入することで、歴史を変えることの陰の部分も描き出してきた手法は特筆に価する。作品ボリューム的にやや苦しかった面は否めないけれど、このエピソードが入ったことでただ単に戦って勝てばいいというものでもなくなったので、この先の展開がますます楽しみになった。これは本当に面白い。強くおすすめ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/12/25
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784906866564