あらすじ紹介
――終わりは、すでに約束されている。
人類は予言された終末に抗うため、人知れずその要因『刻の黄昏』と、内部に現れる魔人『ペイガン』と戦ってきた。
そんなことが世界の裏側で繰り返されるなか、日本の高校生・東雲冬夜は突如異変に巻き込まれ、刻の黄昏に迷い込んでしまう。
刻の黄昏でペイガンに襲われた冬夜は、終末と戦う少女・如月御姫に助けられ、事なきを得る。翌日、冬夜が御姫から異変について説明を受けていると、再び刻の黄昏が発生。
御姫はペイガンを倒しに飛び出すが、なぜか一介の高校生である冬夜の手にも、普通の人間が持ちえないはずの超常の武器・サクラメントが握られていて……!?
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みんなからのレビュー
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まりも
38予言された結末に抗うため、人知れず「刻の黄昏」と内部に現れる魔人「ベイガン」と戦う人々がいる世界。日本の高校生・冬夜がベイガンに襲われ、その戦いに身を投じる事になる物語。うーむ、初っ端から設定でお腹一杯ですわ。「異世界魔法は遅れてる」を彷彿とさせるキャラクター、そしてかなり練られた世界観と非常に魅力的な作品ではあるんだけど、読むのにかなりの体力を使わないといけないのが難点でしょうか。この厨二感に慣れさえすれば後は楽なんですけどね。ここからどうなるのかは勿論、他作品との繋がりも気になるし、次巻も期待したい。 続きを読む…
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よっち
25予言された終末に抗うため人知れず「刻の黄昏」と魔人「ペイガン」と戦ってきた世界。密かに復讐のために生きる高校生・東雲冬夜が、終末と戦う同級生の少女・如月御姫と出会う物語。厨二全開な世界観でしたけど、主人公に突出した力があってもそれを発揮しきれるわけでもないバトルは緊張感があって、一方で基本的にキリッとした人を寄せ付けないイメージなのに、冬夜の前ではなぜかポンコツな一面も見せてしまう御姫とのやりとりはなかなか楽しかったです。深刻な秘密を抱えることになった彼女と密かな共犯関係になった二人の今後が楽しみですね。 続きを読む…
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まるぼろ
11樋辻臥命さんの新シリーズ、ですが作品順としてはこちらが処女作なのだそうです。ある事情とある目的を持って日本で暮らしている高校生の東雲冬夜はふとした事から「刻の黄昏」に迷い込んでしまうが…と言うお話です。「異世界魔法は~」も好んで読んでいると言う事もあってか面白く読めました。「異世界魔法は~」の水明と同じ様に過去に因縁を持つ冬夜と御姫ですが、強いながらも両者とも初巻から大きなハンデを背負ってしまった為、次巻以降どうお話が進んでいくのか楽しみです。→ 続きを読む…
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nawade
10★★★☆☆ 高校生・東雲冬夜が迷い込んだ刻の黄昏で如月御姫に助けられ、終末を巡る騒動に巻き込まれていくバトルファンタジー。樋辻臥命さんの処女作をベースにした新シリーズ。現代を舞台にしながらも主人公がナルシーなところを始めとして厨二要素満載でテイストは異世界魔法と変わらない。ただ、シリアス度は高め。この2つの作品の世界観がどう関わっていくのか今後楽しみである。クールな振る舞いながらちょっとポンコツ入っている御姫さんが可愛いです。彼女が履いてない理由とは!?w 続きを読む…
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真白優樹
9世界の裏側で終末の使者と戦う世界で、平凡に見える少年が舞台となる静止した世界に巻き込まれ、始まる物語。―――終末を防ぐ為、少年達は戦いに身を投じる。熱い戦い、飄々とした冷静系主人公、若干ポンコツな少女。これだけでもかなり面白いのだが、救いのない世界と、蟠る謎が相乗効果で更に面白さを跳ね上げている。いつかの終末が決定してしまった二人、人知れず奪われた時間、謎の敵、そして異形の目を持つ主人公。幾多の謎が全貌見せぬ世界で、罪を二人で背負うと決めた少年達は、世界の終末を防げるのか。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2017/02/25
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784865541946