あらすじ紹介
臣下こそ俺の「力」だ
大量発生した魔物が押し寄せる「魔浪(まなみ)」により、中小国家の連合体である東方諸国連合は窮地に陥っていた。
グラン・ケイオス帝国の女皇マリアとの会談に臨んだソーマは、その折に東方諸国連合への援軍派遣要請を受ける。
要請に応じたソーマが援軍を派遣する先はラスタニア王国。
そこではかつての敵、アミドニア公国から放逐された皇太子ユリウスが客将として奮戦しており……!?
そして今、ユリウスと肩を並べたソーマが臣下の力を用いて、ラスタニア王国救援作戦を展開する――!
革新的な異世界内政ファンタジー、第8巻!
みんなからのレビュー
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よっち
33大量発生した魔物が押し寄せる魔浪により窮地に陥った東方諸国連合。帝国の女皇マリアから東方諸国連合への援軍派遣要請を受けたソーマが、かつて公国から放逐されたロロアの兄でもあるユリウスと再会する第八弾。過去の因縁を乗り越えて始まったラスタニア王国救援作戦。ソーマを翻弄するやりたい放題なエクセルには苦笑いでしたけど、心境もすっかり変わったユリウスとの距離感や、后候補たちや臣下たちとのソーマの関係や周囲に生まれつつある関係もなかなかいい感じで、また別の国に向かう新展開では新たな出会いもありそうですね。続巻に期待。 続きを読む…
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S.T.
22ようやく“本編”が進んでくれた!という印象。やっぱり物語がちゃんと進んでくれると面白いな。序盤の敵役、アミドニア公国の公子ユリウスがかなりいいキャラになってて、かつ見せ場もあったので全編を通じて楽しめた。将来的に東方諸国連合で主導権握るぐらいのキャラになってくれれば更に面白いけど、ラスタニア王国の国力では難しいかな。まあ、近隣諸国との激突が物語の主題ではないしね。今巻の目的の魔浪への対処という点では、リザードマンに食事方法を覚えさせたのがこの作品らしかった。さて、次巻は東方諸国連合内できな臭くなるのかな? 続きを読む…
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蛇の婿
11今回は内政成分少なめ。一巻丸ごと東方諸国連合の一小国、ラスタニア王国における魔獣襲来と、その駆除譚…実のところは亡命していったロロアの兄、ユリウスおよび、今後のアミドニアの再興の可能性に対する作者なりの回答といったところでしょう。こういう話でそれを構築する作者の力量にはただただ脱帽するばかりです。面白かったしね。ちなみに次巻はもう今巻のラスト読んだだけでなんだか展開が予想されてしまうのですがそれもまたご愛敬かなww楽しく読了。 続きを読む…
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dorimusi
10図書館本 今回は東方諸国連合。魔波って言葉はどうだろう?確かに女の名前にしか思えない。。ラスタニアの絶望的な状況と元噛ませ犬のユリウスが頑張ってるあたりまでは意外とよかったけど、そっから先はビミョーだなぁ。誰もかれもがハーレムだし、作戦は雑なのに不思議とご都合よくいくし。 まぁ予定調和で驚きもないので短時間で読めるのがメリットか。 面白くないわけじゃないけど軽いなぁ……とは思う。 続きを読む…
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真白優樹
10魔物の大群に襲われる東方の王国で、嘗ての敵であるユリウスと再会する今巻。―――嘗ての敵は今の戦友、国を守るは絆の力。 大切な人が出来た事でいい方向へと成長していたユリウスと邂逅し、和解し今度は友となる巻。 そんな今巻はソーマの知恵と、これまで築いた絆が力となり魔物の大群へと立ち向かう巻であり、また新たな絆が結ばれ、既存の絆の形も変わる、変化が再び巡る、止まらず加速する面白さがある巻である。一難去ってまた一難、リーシアの出産も近づく中、次の救援先ではどんな出会いが待つのか。 次巻はいつになるだろうか。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2018/10/25
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784865544053