灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遙か遠くへ
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灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遙か遠くへ

何度おなじ過ちを犯せば……おれたちは……。
十文字青 (著者) / 白井鋭利 (イラスト)
シリーズ:「灰と幻想のグリムガル」シリーズ

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あらすじ紹介

ジャンボという名のオーク率いるフォルガンとの戦いが混迷を極める最中、ハルヒロたちはかつてない危機を迎えていた。ランタのフォルガンへの寝返り。そして、一人また一人と散り散りになっていく過酷な撤退戦。パーティのみんなの安否がわからないまま、ハルヒロたちは自分たちにとってパーティの仲間が、どんな存在だったかを再認識していく。失いそうになってはじめて知るそれを、ハルヒロたちは本当に失ってしまうのか、それとも――。
霧深き千の峡谷(サウザンバレー)で、“孤独”という敵と相まみえる時、灰の中から生まれし冒険譚は新たな一幕を紡ぎはじめる。

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みんなからのレビュー

  • まりも

    未熟な義勇兵たちの戦いを描いた物語の第九弾。仲間とバラバラになってしまったハルヒロたちの過酷な撤退戦を描いた話。まさかのラブコメ成分増量。仲間一人一人の心情を描写し、それぞれがパーティについてどのような思いを抱いているのかを描いた事で、キャラクターの新たな一面を知れたのが今回1番の収穫ですね。特にメリィが実はポンコツ可愛い子だったのは結構な驚き。セトラとのくだりは嫉妬心隠しきれてないので見ものです。パーティが散り散りになったからこそ出来た展開でした。ランタの行方も気になるし、次巻も楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • S.T.

    メリイどうしちゃったの(笑)。前巻で極限状態におかれた反動なんだろうかwまあ、メリイの内面がここまで描かれたことはなかったと思うから、元々こういう女の子だったってことかな。ハルヒロがんばれwメリイに限らず、ユメ、シホル、クザクもかなり内面描写がされてて新鮮だった。シホルは相変わらず微妙に黒いのねwそしてランタ。前巻ではどうなることかと思ったけど、ラストの“らしい”トンズラぶりを見てると、どうやら完全な決別は避けられそうだ。相手が相手なので一波乱は来るだろうけどね。ここ2巻と比べて、少し一息つけた巻だった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ツバサ

    今回はハルヒロとメリィ以外がバラバラになって行動してたから各キャラの内面描写が書かれてて良かった。1番はメリィの可愛さ。猫に触りたいけど触れなくてもがくメリィ、嫉妬するメリィとメリィ成分たっぷりでした。表紙のメリィの太ももも良かったです。あと、最後にランタ以外が合流出来たけどこれからどうなるかな。前巻のランタの裏切りの真相が分かっただけに一人で旅するランタと再会できるか心配だ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Susumu Miki(Dik-dik)

    前巻のグリムガル帰還からの一連の騒動の継続。そして展開的には次巻へ続く。前巻から入り始めたハルヒロ以外の視点からの描写がこの巻でもわりと多かった印象。ランタなりの考えや事情もだいぶわかってきました。そして、まあそんな気もしていましたがクザクから見ると「ハルヒロはカッコいい」のですね。ハルヒロからどう見えているかはさておき、読者から見るとメリィが明らかにポンコツヒロイン化してますね。そしてシホルは前巻から引き続き、どんどん頼りがいのある存在に。ユメ、君はそのままでいいっていうかそのままがいい…。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    ジャンボ率いるフォルガンとの戦いが混迷を極める最中、ハルヒロはメリィを救い出すものののメンバーとバラバラになってしまい、各々が再集結に向けて奮闘する第八弾。敵対することになってしまったランタの真意。今回はバラバラになった仲間たちそれぞれの視点での心情が語られているのがとても新鮮で、ハルヒロ軒並み高評価でしたね(苦笑)何よりセトラに振り回されるハルヒロを意識して、冷静でいられないメリィの混乱ぶりが可愛かったです。今回でそれぞれ成長したなあと思える部分もあって、ランタが今後どうなるかも含めて次巻が楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
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