あらすじ紹介
「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」
〝いじめられっ子〝の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。
クラスメイトが次々に戦闘向きのチート能力を発現するなかで、地味な錬成師となってしまったハジメ。
異世界でも最弱の彼は、クラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまう。
魔物が蠢く絶望のなか、ハジメは最強へ至る活路を開き、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。
WEB上で絶大な人気を誇る異世界ファンタジー小説が、番外編「勝率0パーセントの戦い」も収録されてついに書籍化!
みんなからのレビュー
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芳樹
42【電子書籍】アニメを観て気になり読了。異世界に高校の1クラスごと召還され、神の使いとして戦うことを強いられるというラノベ王道もの。追い詰められて覚醒した主人公のハジメが、地下迷宮で強敵をなぎ倒し、進んだ先で囚われの吸血鬼の元王女・ユエと運命的な出会いを果たす。厨二設定盛りだくさんで、確かに読者を選ぶでしょうね。自分はこういうのも好きなので気にならないですが…。性的に積極的なヒロインというのも新しいかな。ハジメとの会話において、ユエが知らないはずの日本のネタを挟んでくるのも面白い。続きが気になるところです。 続きを読む…
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まっさん
39★★★☆ いじめられっ子である主人公・南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へと召喚されてしまう。自分以外のクラスメイトが次々と優秀なチート能力に目覚める中、ハジメが獲得した能力は「練成師」という極々平凡な能力であった。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の底に突き落とされてしまう。様々な幸運が重なりなんとか一命を取り留めた彼は、試行錯誤の末に「練成師」のまま最強へ至る道を見つけ、絶滅したはずの吸血鬼の姫・ユエとの邂逅を果たす。これは奈落の少年と最奥の吸血鬼による異世界成り上がり物→ 続きを読む…
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giant★killing
39web版未読。内容は”いじめられっ子”の主人公南雲ハジメはクラスメイトと共に異世界へ召喚されるが、そこでもハジメのステータスは最弱。そんなある日、クラスメイトと共に入った迷宮で起こった危機に、ハジメはたった一人で敵を引き付け、皆で脱出するために尽力するが、クラスメイトの内の一人に裏切られ、迷宮の奈落に突き落とされてしまう。脱出する術が無くなったハジメは魔物に襲われ、左手を失い、絶望するが、闇堕ちして逆に魔物を喰らいステータスを急上昇させていく。そしてある日、迷宮で封印されている吸血鬼の女の子と出会い…。→ 続きを読む…
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ツバサ
34異世界転生モノ。まさかクラス全員が転生するとは思わなくてビックリした。主人公が最初弱くてどうやって強くなるんだよって思ってたら闇落ちか。なりふり構わなくなった主人公がとても主人公とは思えなかったけど吸血鬼を見捨てなかったのは人間を辞めてない証かな。異世界転生モノはあんまり読まないがこの本は気に入りました、続き集めます。それにしてもロリ吸血鬼に迫られるなんて羨まry アッーーーー‼︎ 続きを読む…
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わたー
33★★★★☆最近、なろうで流行りのクラス全員で異世界転移+不遇な状況からの逆転劇。なんだか、なろう系の設定を継ぎ接ぎしているような。モンスター喰ってステータスアップとか、錬成で現代兵器を作るとか。正直、またかといった感じで、序盤が説明過多で怠かったが、後半からの展開は面白かった。イラストの力が凄く、ユエがひたすら可愛かった。ユエを助けた後の主人公はなんだか性格がぶれているような気もするが、ユエが可愛いのでオールオッケー。イラストが好みなので星プラス1。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/06/25
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784865540550
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
異世界へ召喚されたハジメは、「天職」が錬成師になるんだけど、錬成師はわざわざ異世界の人に任せずとも、現地の世界の人で十分間に合ってるようなありふれた職業なの。能力のステータスも低くて、みんなからバカにされちゃうんだ。
でも、前人未到の危険な迷宮で、強力な魔物たちの中に取り残されたハジメは、生きるために錬成でやれることを必死で増やしていくの! 知恵と工夫で罠にかけたモンスターを倒して、数千回も試行錯誤しながら銃を作って、新しい性質の鉱物を見つけては閃光手榴弾なんかに加工して……そうやって、かなわなかった敵を倒せるようになったり、強い装備が増えたりするたびに、ハジメが強くなっていくのを実感できて、胸が熱くなるんだよ!
そうしてどんどん強くなっていったハジメは、人間の強さじゃ絶対に助けられない場所にいた、ヒロインのユエも救い出しちゃうんだよ。初めは周りの人から落ちこぼれってバカにされてたハジメが、強くなったからこそ助けられたユエと幸せそうにしてるのを見てると、おめでとうって言いたくなっちゃったな!
現代世界でいじめられっ子だったハジメは、異世界でも人間関係が最悪に近い状態ッス。結局、彼を疎んだいじめっ子のひとりに、奈落の底にまで落とされる羽目になるんスけど……地味な少年だった彼の真価は、ここから発揮されるんスよね!
左腕も失って、運よく生きているだけだったハジメを変えたのは、生きるために殺すという生存本能ッス。普通だった少年が狩った魔物の生肉を食らって生き延びる姿からは、極限の状況に置かれた彼の強さとおぞましさが感じられて、思わずハジメという主人公に引き込まれちゃうッスよ。
人間には毒でしかない魔物を無理やり食らって、ハジメは人の身でありながら大量の魔物の特性を得ていくんスよね。魔物の力で膨れ上がっていくステータスや、加速度的に増えていくスキルの数々を見ていると、ハジメはどういうふうにどこまで強くなるのかって、興味が尽きなかったッス!