あらすじ紹介
僕たちは、救いのない世界で今日も生きていた――
生物を異形の怪物へと変貌させる特殊領域『侵蝕世界』に地表全土を覆われ二十年。
わずかに生き残った人類は先の見えぬ未来に怯える日々を過ごしていた。
侵蝕世界の変異現象に耐性のある新世代『横断者』の誕生を見るも、そこに蔓延る不死身の存在『レグス』に行く手を阻まれ内部調査は難航する。
そんなある日、横断者の少年トール・カスガは侵蝕世界での活動中に一人の不思議な少女と邂逅を果たす。
彼女との出会いは停滞していた情勢に思わぬ形で波紋を投じてゆく。
命を懸ける価値がこの世界にあるのか――少年少女たちの世界奪還が始まる。
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みんなからのレビュー
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まりも
26生物を異形の怪物へと変貌させる特殊領域「浸蝕世界」に地表全土を覆われた世界で、「横断者」として不死身の怪物「レグス」と戦う少年たちを描いた物語。全体的に地味。主人公とヒインは魅力的だし、物語のテンポも良いんだけど設定がありふれているからか盛り上がりに欠けてますね。もう少し話にメリハリがあれば良かったかと。また世界を救うためとは言え、子供たちを使い捨ての道具扱いする大人たちに反抗しようとする人物がいない事にも違和感を抱きました。何というか登場人物にクズが多すぎて読むのがしんどかったです。次巻買うかは微妙。 続きを読む…
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アウル
15絵師買い。内容はう~ん、面白くないな。生物を異形の怪物に変える特殊領域に地球が覆われ、滅亡の危機に見舞われたが僅かに残った人々が、元あった地表を奪還しようとする話。中盤から話の展開が一気に加速しすぎ、フラグたったら即回収で呆気なく終わっていった。印象に残っているのが、命がけで特殊領域の探索している子供達を使い捨て道具のように扱うクズのような大人達たくさん居るという事とニーナがクズすぎるという事ぐらいだった。まあ、糞みたいな大人に反抗する子供達が居ないのもどうかと思うが。イラストは好きだが次巻は買わないな。 続きを読む…
ネタバレあり -
晦夢
10生物を怪物へと変貌させる特殊領域に地表を覆われた世界でわずかに残った人類は耐性のある新世代たちに希望を託していた。まあ胸糞は割りと悪い。子どもたちの一部にのみ特殊領域に入れる耐性を持っていて彼らは大人たちに道具のように扱われているという。せめて報酬くらい満足に与えてやれよと思った。あとニーナはマジで許さん。クズすぎだろ。マサキのためとか言うのが一番嫌い。ヒトミは可愛い。案外あっさりと最初の特殊領域を解放したわけだけども、またこれから大人たちがでしゃばってくるんだろうと思うと……。 続きを読む…
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Hail2U
9絵師買い。犬江しんすけさんのショートカット巨乳娘の絵はストライクですね。ただ、モノクロのバトル部分の挿絵が構図的にイマイチでしたが概ね満足です。肝心の文章のほうですが、前作から成長はしているかと。前みたいに物語の空気を読まずに間違った設定や書き方をして、内容を台無しにはしていません。ただ、他の人が言うようにフラグ即回収だったり、ヘイト高すぎるキャラが仲間にいたり、クズい大人たちの指示に子供が反旗を翻さないのはおかしかったりと、まだまだ作者の人形劇の範疇に収まっています。5/10点 続きを読む…
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真白優樹
7絶望の世界へと変わった世界を探検する子供達の物語。・・・この世界に守るべき価値はあるのか、この世界は存続すべきなのか。そういうのを問いかける意味でこの作品の大人達がいるのではないだろうか。対価もなく、子供たちは特殊領域へと命がけで乗り込んでいく・・・彼らはもっと報われてもいいのではないかと思う。戦闘は中々に良く、主人公とヒロインも中々に魅力的であるために、これから腐った大人達が支配するこの世界で子供たちがどんな選択をしていくのかを期待していきたいと思う。 もちろん次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2015/05/25
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784865540482