あらすじ紹介
【「このライトノベルがすごい! 2019」 文庫新作ランキング4位!】
帝国皇女との結婚話から始まった騒動を切り抜け、国内の地盤固めを進める王太子ウェイン。そんな彼の下に隣国カバリヌより
使者が到着する。大陸西側の一大宗教・レベティア教の主催する『聖霊祭』にウェインを招待したいというのだ。
「行きたくねええええええええ!」
西側に絶大な影響力を持つ『選聖侯』が集うイベントということで、ロクでもないことに巻き込まれるのはほぼ確定。それでも隣国
との友好のため、ウェインは渋々西へと向かうのだが――!?
クセ者だらけの国際舞台に、天才王子が本格デビュー! 大人気の弱小国家運営譚第三章、ここに開幕!!
みんなからのレビュー
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岡本
74Kindle。西側諸侯との外交戦が繰り広げられた3巻。一癖も二癖もある選聖候達とのやり取りは今後の展開が垣間見えた様子。どの国も碌な国じゃないなと思いながらも主人公陣営は拡大を続ける。一体どこまで拡大していくのか気になる所。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
59面白かった!前巻は帝国から旧友が襲来(笑)したため、先送りになっていたマーデン関連の決着巻。もう一つの見せ場は国際会議といったところ。宗教色が強く、狂気は良く伝わってきた(苦笑)。マーデンに関しては新キャラ、男装の少女ゼノ登場。いやもう…最初から色々と隠す気なかったよね。女子であることも、王女であることも(苦笑)。いつもの王子の決断からの爽快な展開、新ヒロインとして期待したい王女ゼノヴィア、一気に飛躍したナトラと今後が楽しみな中、老将ハガル関連が良かった。現時点で4巻のGOサイン出てるようで期待してるよ。 続きを読む…
ネタバレあり -
むっきゅー
56コメディタッチなのにシビアな戦記もの、この作風は大好物です。さて今巻は、1巻で滅亡したマーデン国の残党と、その首都を占領中のカバリヌ、そして宗教会議の幹部にして西側諸国の王たちが登場。損得勘定を頭に巡らせつつ複雑怪奇な外交交渉に挑むウェイン。しかし、あまりのサイコパスぶりに、当初の想定外どんどんズレていき、最後は行き当たりばったりになるのが笑った。なんじゃそれ!戦場パートは相変わらず寡兵で大軍を退ける戦術巧者ぶりが痛快。そして、大国への道を歩みだし、悠々自適な生活から遠ざかっていく。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
54今回は隣国のカバリヌに招待されたウェインが、膨大な影響力を誇るレベディア教が主催する聖霊祭に参加する物語。 聖霊祭に参加するにあたってウェインが各国の代表である聖星候達との駆け引きはなかなか面白かったですね。そんなウェインがどうするのかと注目していましたが、ある人物の一言で思わぬ方向に事が進んだ結果、ウェインの当初の目的だった売国からどんどんかけ離れていってる気がしますがこれからどうなるのか、続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
54帝国皇女との結婚話に端を発した騒動を切り抜けたウェイン。そんな彼の下に隣国カバリヌより使者が到着し、『聖霊祭』にウェインが招待される第三弾。道中遭遇したマーデン王国の残党軍、ウェインを選聖候に推挙するカバリヌ国王の思惑、性格が破綻している他の選聖候たちにも遭遇するウェイン。西側諸国の事情に巻き込まれた難しい状況を全てぶち壊しにする思わぬ急展開があって、そんな行き当たりばったりの展開を乗り切るウェインの才覚がまた際立っていて、二転三転した先の結末はもう自業自得だから仕方ないですね(苦笑)続巻も期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/01/15
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784815601157