あらすじ紹介
文化祭目前、さまざまな思いが錯綜し――。
たまちゃんの問題がいったん解決し、文化祭を目前に控えた11月。
俺、友崎文也は日南との会議を再開し、また課題にとりくむ日々を送っている。
文化祭に積極的に関わりながら、集団での立ち位置を確立していくのがこれからの目標だ。
そんなとき、日南が俺に尋ねる。
「――あなたは、誰が好きなの?」
それは、俺がひたすら保留にしてきたこと。
「三年に進級するまでに彼女をつくる」という目標に向けて、避けては通れない問い。
日南は言う。誰を選ぶのかと。
けど、俺に誰かを選ぶ権利なんてあるのだろうか?
成長してきた実感はあるけれど、それでも、心の奥底で俺の弱キャラ精神が言うのだ。
――選ばれるはずのない俺が、誰かを選ぶなんておこがましい、と。
各賞総ナメの大ヒット人生攻略ラブコメ、待望の第6巻登場!
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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芳樹
64【再読】文化祭を控えたある日、日南が尋ねる。「あなたがつきあいたいのは誰?」しかも、二人選べという。返答に時間が欲しいとする友崎は、この問題を抱えつつ文化祭実行委員としての日々も送ることになり…。菊池さんの作品をクラス劇に推薦したりと、自己評価の低い友崎なりに菊池さんとの交流を深めていて、二人良い雰囲気だなと思っていたところ、みみみからの衝撃の告白。いよいよ人間関係が大きく動き出すことになるのでしょう。友崎はどの道を選ぶのか…。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
61たまちゃん問題が無事解決し、課題の日々が戻ってきた友崎。二人ルート同時攻略はまったく正しい方法だけど、今の友崎に選ぶのはムリか。それならそれで女子全員相手の課題にする葵も変わらず容赦ない。文化祭でも上手いこと周りを使ってるけど、もうこの手の課題だけでは友崎のこれ以上の成長を促せないと思う。女子に行かないと。そんな中で飛び出したみみみの爆弾発言。菊池さんと並んで、一番好意を示してた相手だし、水沢の言う通り全く意識なく煽ったからなあ。ラストでは心に突き刺さる一言で抉られ…、さあ友崎は、“選択”ができるのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
わゆ
606巻。ストーリーの大きな転換点であり、はっきりと「ラブコメ」に舵を切った巻といえる。これまでの5巻でしっかりと丁寧に貼られていた各々の感情のラインが、ついに表立って読者の、何より主人公の目に見える形で表れる。その丁寧な誘導に、筆者のこの作品に対する真摯さ、緻密さを感じていて、読後も感嘆の息が止まらない。本巻最後の行は、「弱キャラ」友崎くんの底付きからの大きな跳ね上がりであり、この一言を言わせるために今巻が存在していたんだな、と思わされる威力。青春物語からラブコメへ、この目まぐるしく流れるストーリーをぜひ。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
55たまちゃんの問題が解決し、文化祭を目前に控え葵との会議を再開した文也。文化祭に積極的に関わりながら集団での立ち位置を確立していく第六弾。新たな課題とともに葵から問われたひとつの質問。葵の課題を消化しつつ文化祭に積極的に関わってゆき、そんな自身の行動が周囲にも変化をもたらしていく中で浮き彫りになる文也の本質的な問題。今回水沢の存在が要所で効いていて、自ら一歩を踏み出す勇気を見せた魅力溢れるヒロインたちとの関係の変化もまた印象的でしたが、きちんと向き合って前に進もうとする文也のこれからがとても楽しみですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
かんけー
54待望の友崎くんの6巻目♪たまちゃんのエピソードが良い感じで終わって次のステージへ?表紙はみんみ♥文也はみみみと呼んでるけど、自分はみんみ(©たまちゃん♪w)がお気に入り♪と言うど~でもいいネタは(笑)置いといて!チョッと不機嫌な?みんみ。さてさて♪(^_^;)冒頭、葵と久々のアタファミアタックに興じて、文也の問いに「私にも許せないことがあったってこと...!」と。ホント、怒らせると怖い姉ちゃんだww文也はリア充仲間と多少戸惑いながらも上手くやってる様で読んでて一安心♪葵からの新たな課題に思わず苦笑→ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/05/18
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784094517330