みんなからのレビュー

• まりも

  2018/05/22

  60

  まとめサイトの管理人とネット小説で三位に輝いた作家志望の女の子が紡ぐ青春ラブコメここに開幕。面白い＝売れる作品ではない。そんな身もふたもない事を新人賞受賞者が書いてしまうとは恐れ入った。マーケティングを通して現在のラノベの状況を冷徹に描き、自分のの作品すらその対象にしてしまう。こんな挑戦作ガガガじゃなきゃ絶対に出来なかっただろう。あとがきがないこともこの作品に限っては非常に上手くいっている。ラブコメ部分は好みが分かれるが、それすらも戦略に思えてくるから不思議だ。面白いというより参考になる。そんな１冊。 続きを読む…

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• ami＊15

  2018/05/31

  56

  面白いから売れるという訳ではない。私も読む本を選ぶ時「◯万部突破」や「重版出来」という売り上げを示すキャッチコピーに弱いところがあります。そのようなキャッチコピーを見ると「この本は内容が面白いから売れるのか」と思って読むこともよくありますが、実際読んでみて「なんでこの本が売れているんだろう」と面白さがわからなかった作品だって沢山ある。その一方で打ち切りになってしまっても凄く面白いと感じた作品もある。本当に「面白い」作品を見い出すことができるのは結局は自分の判断なのかなとこの作品を読んで思わされました。→ 続きを読む…

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• もも

  2018/06/08

  46

  ラノベのまとめサイト管理人の少年と作家志望の少女のお話。創作に詳しい主人公が話すことはとても新鮮で、私も陽文のように感心しながら聞いていました。途中まで、2人とも結構良い距離感だなぁとわくわくしていたので、だからこそ2人のすれ違いはもどかしく、どちらの気持ちも少しずつ分かってしまうため読んでいて苦しかったです。お互いがお互いを、好きなはずなのに相手のことが分からない…。でも、それでもと踏み出そうとする陽文の姿に勇気をもらいました。→ 続きを読む…

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• よっち

  2018/05/18

  45

  大手ラノベ系まとめサイト管理人の高校生・姫宮新。高校では浮いた存在の彼が、とある記事作りから《このラブコメがすごい!!》三位の作者が意中のクラスメイト・京月陽文だと知ってしまう青春ラブコメディ。マーケティングに精通し面白いことは重要ではないとすら考える新と、彼にラブコメの書き方を教わろうとする陽文。陽文への想いを自覚する不器用な新の困惑と迷走には頭を抱えましたが、そんな閉塞しかけた状況を見事ぶち壊してみせた陽文の真っ直ぐな想いが眩しくて、二人が取り戻した彼ららしいかけがえのない日常が印象に残る物語でした。 続きを読む…

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• アウル

  2018/05/21

  33

  ラノベのまとめサイトを運営する主人公が偶然にもネット小説で三位に輝いた作品の著者が意中の少女である事を知り、そこから二人の青春物語が始まる。主人公がやたらと大人びた印象なのでラブコメって言う感じはしないかな～、その分ヒロイン達は頑張ってラブコメにしようとしているが敵が強すぎたな。主人公の言いたい事は分かる、が個人的にはあんまり賛同は出来ないな。こう尖った作品はやはりガガガなんだよね。 続きを読む…

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