あらすじ紹介
「祭りでは、アーガスト各地の料理が集うわよ」
「何だって!? 料理って、どんな?」
「ええっと……骨付き肉とか、わた菓子とか、ソーセージとか……?」
「それ、みんなウマいのかっっ!?」
食べ物の話をした途端、ラスティの目がキラキラと輝きだした。
アーガスト建国祭の準備で賑わう広場。
リーエル達と祭りで美味しいものを沢山食べる約束に舞い上がるラスティだったが、彼にも食べる以外、気になっている事柄はあった、それは――
英雄となるには何をすべきか、どうすればいいのかわからなかった自分に『大切な誰かを守る』という強い想いをわからせてくれた、リーエル達の存在。
しかし《塔の上の老人》は「それだけでは、まだ足りないな……」と言うのだった。
皆を守るため、最強の英雄になる為に成すべきこととは――? やせいの英雄が、またしても大暴れ!!
みんなからのレビュー
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真白優樹
6建国祭の準備で国がにぎわう中、英雄になる方法を悩むラスティが双子王女との触れあいの中で何かを見つける今巻。―――挑め、例えどれだけ壁が高くても。 相も変わらず野性味に満ちた元気さで周囲を振り回すラスティ。人外魔境を知るが故に自らの上を見出せぬ彼が、双子王女が巻き込まれた事件を切っ掛けに大切な事を知る今巻。また一つ大切な事を知る事で人間らしく。ラスティが激しい戦いで全てを片付けながらも王女達と共に成長する、温かくて眩しい巻である。英雄として本格的に有名になる彼を待つ続く日々とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
はる
3英雄になるには方法を考えるラスティそんな中双子の女王に危機が訪れるが… 野生児のラスティにも経験を得て食べる以外にも目を向けるようになって少し大人になったな面白かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/03/14
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784815604639