あらすじ紹介
「癒やし系母性キャラにコロッとなびくなんて。
まったくこれだから! 」
麗しくも聡明な最強種族、長耳種(エルフ)。
その長耳種たちが宗也たちとの同盟を申し入れてきたのだ。
みぐが憤るように、いったんは長耳種の話に乗りかけた宗也たちだったが、
やがて長耳種の真意が明らかになる。
それは人類の奴隷化――人類を支配下に置き、魔法資源にしようというのだ。
「ああいうクソどもに二度と屈しないために俺達は戦争を学んでるんだ」
現実世界の歴史でも幾度となく繰り返されてきた悲劇。
最悪の状況を打開すべく、宗也は宿敵・竜人種とも盟約を結んで長耳種に挑む。
人類の存亡を賭けた戦いが、今始まろうとしていた――。
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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むっきゅー
24最終巻は、ナチスドイツを彷彿とさせた最強の侵略国家が登場。第二次世界大戦の悪夢がファンタジー世界に甦る。大陸弾道ミサイルvs空中給油による超長距離空襲。ド派手な戦略級の展開だった。都市への無差別爆撃よりも戦争経済を破綻させるためのインフラ攻撃の方が格段に効果があるというのも、歴史が証明しているんだな。休戦後の世界は、内政とか外交とか色々と大変そうだけど、ここで終わらずにもっと続けてほしかった。ミリオタのバトルは凄く理にかなってて、めっちゃ面白かったのに残念です。次回作を期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
18打ち切りエンドか・・・。エルフ達が同盟を申し込んでくるのだが真実が明らかとなり敵対することとなるのだが・・・な話。派手な戦争な感じだったが、都市を破壊するのではなく経済破綻を狙ってのインフラ攻撃は面白かったな。作者の戦争への思いや、豆知識などためになって面白かっただけに残念だわ。出来ることなら何らかの形で続きを読みたいな。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
14エルフ達が宗也達に同盟を申し込んでくる中、彼女達の真意を知り、ラズ達と同盟を組み立ち向かう最終巻。―――侵略者に牙を剥け、知識という名のその牙を。 弾道ミサイルが如き魔法を繰り出すエルフ達を相手に空中給油を元にした電撃奇襲作戦で立ち向かう今巻。 戦争に必要なのは人、そして経済。その両輪を的確に破壊し、一撃で全てを覆す宗也の策が遠慮なく繰り出される、本格的な戦争描写に燃える巻である。一つの戦いを乗り越えても、この世界は問題だらけ。でも彼等ならいつか、世界を平和にできる筈。 うん、とても面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
羊山羊
10最終巻は竜人種と手を組んでエルフと空爆合戦だ!終始敵の補給線をピンポイントで攻める主人公のやり方はシリーズ通して変わらずに。それが、エルフと主人公の作戦の違いを明確に分ける表現として生きている。ラストはちょっと急ぎ足だったのが残念だったものの、悪いラストではなかった感。 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
10タイトルか設定かキャラのパンチか・・・・・・どれか原因かは分からないが、最終巻となってしまい残念。 挿絵が前半しかなく、展開もいくつかの戦役を兼ねたりすることなく、最低限やりたい作戦だけをするなど、急遽決まった感が強い。 ただそれでも、練っていた設定の開示やキャラの絡みは上手く、終わりまで好きでいることが出来た。 自由にとは言わないが、もう少し余裕をあげても良かったのではと思わないでもないが、十分良作の域に入る一作。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/12/15
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784797398069