蒼空はるかな最果て図書館 光の勇者と愛した歌姫
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蒼空はるかな最果て図書館 光の勇者と愛した歌姫

空の彼方にある《円形劇場》そこで演じられたことは、必ず現実になる――。
冬月いろり (著者) / Namie (イラスト)
シリーズ:鏡のむこうの最果て図書館(電撃文庫)

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あらすじ紹介

休暇のため《最果て図書館》を訪れたルチアと穏やかな日々を送る館長のウォレス。そんな彼のもとに、テオドラからある報せが届く。――ルチアが何者かに狙われているというのだ。
 不穏な空気が漂う図書館に、暁の勇者と共に現れたのは、さすらいの吟遊詩人トネリコ。図書館の中にいるにもかかわらずウォレスが存在を感知できない、「気配のない」少年だった。
 図書館館長になりたいという彼に心を掻き乱されるウォレス。そんな中ルチアが何者かにさらわれて――!?
 かけがえのない女の子を守るため、戦うウォレスの想いは《空間》の意思を超えることができるのか――!
 失われた記憶、リィリの過去、ルチアの歌声に隠された秘密……すべての謎が明らかになるシリーズ最終章!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    休暇のため“最果て図書館”を訪れたルチアと穏やかな日々を送る館長のウォレス。そんな彼のもとに、テオドラからルチアが何者かに狙われているという報せが届く第三弾。暁の勇者と共に現れたさすらいの吟遊詩人トネリコ。密かに彼女と守るための動くウォレスと仲違いしたまま攫われてしまうルチア。今回はルチアをメインにそのルーツや歌声に隠された秘密に迫る展開でしたが、ルチアのためなら図書館すら手放そうとするウォレスはみんなに慕われてますね。変わりつつあるリィリ、主要キャラ総登場の先にあった心温まる結末はなかなか良かったです。 続きを読む…

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  • かんけー

    読了♪冒頭、ルチアは本から飛び出した魔物に驚いちゃって?その悲鳴にウォレスも驚き(^_^;)二人のお間抜けw会話に苦笑(^_^;)ルチアがリィリと仲良し百合ユリwにご馳走様w少しずつ自分の感情を発露してくるリィリが可愛い♪然し?テオドラに呼び出され?ナーバスネガティブ案件を告げられ、深刻化し固まってしまう。光の勇者と歌姫の悲劇的結末が?ルチアとウォレスを静かに深く巻き込んで(  ̄- ̄)吟遊詩人のトネリコ!とルチアに接触してくる謎の魔物?物語は中盤以降予想外の展開に!ユトリーブと云う天地の神々の伝承と→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まるぼろ

    失われたアリアの声に同じく失われていたルチアの記憶と歌声の秘密、それら全ての謎が明らかになるシリーズ最終章です。とても良かったです。最初のウォレスの未熟さも、そこからルチアとの喧嘩に繋がった事もその後の展開へのスパイスとしてとても良い繋がりだったと思いました。そして皆と協力して文字通り運命を手繰り寄せたウォレス達の劇場での戦いもとても読み応えのある話だったなと思いました。サラに関しても次の人生は是非幸せであって欲しいとも。エピローグも含めてとても良いお話だったなと思いました。次回作にも期待しています。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • サケ太

    ルチアをヒロインに据えた物語。リィリとの交流も和む。優しさを感じさせる良いファンタジー。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ユウ@八戸

    めでたし、めでたし。とても良い最終章でした。魔女の弟子とはいえ、不思議なちからをもっているルチアの謎に迫った今回。見事にすべての伏線が回収されて、満足感しかない。最果て、深海ときて、天空。暁の勇者と魔導士もまたしても大活躍するし、師匠も今回は出番多いし、とても楽しかったです。絵本というか童話っぽくて読みやすくて好き。もう一度、最初から読みたい気分です。……いやどうせならもう1冊だしてくれてもいいのよ?光の勇者様時代の師匠の話とか読みたい。ルチアとピートのほのぼのとか。小さな魔物の物語とか。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2020/03/10
  • 定価
    737円(本体670円+税)
  • ISBN
    9784049130737

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