数字で救う!弱小国家 5 勝利する者を描け。ただし敵は自軍より精鋭と大軍であるものとする。
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数字で救う!弱小国家 5 勝利する者を描け。ただし敵は自軍より精鋭と大軍であるものとする。

『この手紙を読んでいるということは、僕は死んでいるだろう』
長田 信織 (著者) / 紅緒 (イラスト)
シリーズ:数字で救う! 弱小国家(電撃文庫)

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あらすじ紹介

同盟軍本隊の敗北により、ファヴェール王国軍は泥沼の戦争に突入した。
なんとか打開策を見つけようとする女王ソアラと宰相ナオキの二人だったが、武勇と知略に長けた、過去最高の強敵たちがその行く手を阻む。
不利に不運が重なって、
そして、ついにその時は訪れた。

――宰相ナオキ、凶弾に倒れる。
 
過去最大級のピンチを前に、女王ソアラの決断は……? そしてファヴェール王国の未来は……!?
異世界数学ファンタジー戦記、急展開のシリーズ第5弾!

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みんなからのレビュー

  • ばたやん@かみがた

    満足。これまでどちらかと言うと雑魚と言う印象強かった敵方だが、ソアラもナオキも最強の敵二人に対して知略、軍略振り絞って戦わなければならない所に、手に汗を握った。結局、死命を制したのが、単純な勇武や戦略などではなく、徴税方法や予算分配と言う経済的要素であった所に、数字に依らざるを得ない二人の勝機があったと言うことだが。しかし決して全くの犠牲が無い訳では無く。それは、これまでもその存在の大きさを薄々感じてはいたが、終盤ここまで大きくなるとは予想していなかった人物。数的思考の威力の大きさ実感する傑作も一先ず幕。 続きを読む…

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  • むっきゅー

    作品屈指の激戦で、ページ数も400ページ超の激厚。前巻に続き共和国との戦争でついに最強騎馬軍団と英雄ヴァツワフ参戦。また、帝国軍を率いるグラフディール公爵が、ナオキ宰相顔負けの大戦略を繰り出し二正面作戦を強いられる展開に。もはや数学で乗り切れるレベルを軽く越えてるが、実力の均衡したもの同士の戦いは、やはり面白いな。数学と言えば、生死をさまようナオキが残した遺書に書かれた「マルコフ連鎖」が、幸せの方程式になっていたのは興味深い。なるほど。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • トンちゃん

    何だかんだ追っかけてしまってる作品。本作でとうとう主人公が窮地に追いやられる!?って、毎回窮地に追いやられてるんですけどね笑 今回はミリタリーの力ではなく総合判断的な側面で勝った(というより、負けることで勝った!)のは面白かった。 敵将にナオキ以上の軍師がついただけでボロボロに。こんなに弱かったっけ?と思えるほどに追い詰められましたね笑 久々の戦争ストーリーは悪くなかったかな。 私の識字力の問題か、毎回非常に読みにくい日本語をどうにかして欲しいと思う今日この頃。 日本語として意味をとりかねるのは如何かと。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まっさん

    ★★★★ 個人的にシリーズ中一番面白かった今巻。今までの話と比べて戦記物色がかなり強めで終始戦争シーンが続くが、これまでと比べてピンチの連続ということもあってだれることなく最後まで読み進める事が出来た。ただ、正直戦争に数学要素を組み込むことがあまり出来ていないように感じられ、そういった意味では少しネタ切れ気味なのかなとも感じられた。最後は綺麗に纏められたが、今作はここで完結なのかな?個人的にまだ読んでいきたいシリーズなので、続刊されることを願っている。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • S.T.

    4巻が出たのは僥倖、シリーズ化は難しいかもなんて感想を書いた自分はジャンピング土下座をせんといかん。ただ、作者も刊行期間と刊行巻数に思うところはあるらしいw今回も面白かった。勝っても勝ってもジリ貧のピエルフシュ共和国と、負けても負けても国力の差を見せつけるファヴェール王国の対比が残酷。総合国力の大事さを痛感させられる。それでもやっぱり戦争なので、こんな激戦を何回もやってれば犠牲者は出るよねという展開。王国史上最大の戦争を勝利で飾ったファヴェールと異世界転生ものの結末を描ききったラスト。見事な大団円だった。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2020/03/10
  • 定価
    781円(本体710円+税)
  • ISBN
    9784049128932

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