あらすじ紹介
孤高の青年は、運命の少女と世界を「再起動」する……!
時空に関連する特殊粒子が発見された未来世界。第三次世界大戦を生き抜いた孤高の凄腕傭兵・狭間夕陽(はざまゆうひ)は、天才少女科学者・鴛鴦契那(おしどりけいな)の秘密実験に参加する。
しかしその直後、謎の襲撃者により、夕陽は契那ともども命を落としてしまう。だが気がつくと彼は、なぜか実験開始前の時間軸で目覚めていた……。
繰り返される死とループ現象の中、次第に強まる契那との絆と、解き明かされていく謎。果たして夕陽は、契那を絶望の死から救い、世界を混沌の未来から守り抜けるのか!?
みんなからのレビュー
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アウル
18時空に干渉する特赦な粒子が発見された未来世界。第三次世界大戦を生き残った傭兵・狭間夕陽は天才少女学者・鴛鴦契那の秘密実験に参加する事に。実験は順調に進んでいたが突然謎の襲撃者の手により2人は殺されてしまう。だが夕陽が気がつくと何故か実験開始前まで時間軸が戻っており...な話。繰り返される死とループだがそれでも諦めず契那を救おうとする姿と謎の襲撃者との最後の戦いの想いのぶつけ合いは良かった。襲撃者の正体はまあお察しなんだけどもね。綺麗に終わってるけど2巻の冒頭後悔されてるらしいがどう話し持っていくのかな? 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
14第三次世界大戦の後、時空に関する特殊粒子が発見された世界で、大戦の生き残りである青年が研究者の少女を守る為、同じ一日を繰り返しながら何度も戦う物語。―――幾度も続く輪廻の先に未知なる可能性の未来を探せ。 巨大兵器同士が至近距離から発砲し合い泥臭くぶつかり合い、青年と少女が互いに手を取り大きな世界へと挑んでいく、黙って男の浪漫のフルコースを味わえと言わんばかりの物語であり、新人賞作品らしく熱さと若さに満ち、確かな才覚の可能性を感じさせてくれる荒々しくもお見事としか言えない物語である。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
nawade
13★★★☆☆ 第13回HJ文庫大賞大賞受賞作。謎の襲撃者により敬愛する天才少女科学者と一緒に殺害されるも数時間前の時間軸に戻った凄腕傭兵が彼女を助けるためにループを繰り返すタイムリープバトルアクション。ふざけた作者名だが小説自体はドシリアスなメカニカル・アクション作品。メカに拘りのある作者がタイムリープ要素を組み込んだのだが、良作が多いタイムリープものだけに差別化が難しかったようだ。どうしても「All You Need Is Kill」等と比較してしまい評価が厳しくなってしまう。 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
12エロゲのライターが好きそうな映画やラノベのトレンドネタを集めました感。 ハリウッド映画にもなった精神タイムリープや、等身の低いロボットにガンカタをやらせたりと、展開設定全て作者のやりたいものが詰まった作品。 展開はサクサク進むのだが、その展開や動きに対する葛藤が少ないように感じる。読者のことを考えるのは大事だが、その読者の存在をキャラが認識しているかのような不可解な解説、言動は目に余る。 主人公やヒロインは芯の通った硬派な雰囲気なので、葛藤を出しながら筋を通す作品になって欲しかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
かっぱ
11第三次世界大戦の生き残りである傭兵の青年が研究者の少女を守るため、同じ一日を繰り返しながら何度も襲撃者と相対する物語。これは男のロマンの全部乗せだ。小手先の技術なんて度外視に好きだから書きましたというほどに清々しいメガ盛りには逆にいっそ感心すら覚える。やり直すごとに深まる契那との絆や、彼の成長を支え続ける亡くなった妹の存在は忘れられるはずがない。過去のことは変わらない。未来のことは分からない。だから過去のトラウマを乗り越えて現在を選び取った夕陽が導く明日という一日に昇る朝日が綺麗であることを願ってしまった 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/02/29
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798621449