あらすじ紹介
相手の行動から魔法の構造まで、全てを見抜く最強の鑑定スキル《神眼》。
それは誘拐された魔導大国の元王子シオンが、失踪した幼なじみと瓜二つの少女リィエルと出逢ったことで発現した。
「私には生きる理由がない」「そんなのは一緒に探せばいい!」
《神眼》の力で監禁されていた研究施設を瞬殺したシオンはリィエルと共に外へ脱出。
しかし外の世界は、何かが以前と変わってしまっていて──?
立場を失った元王子・シオンと出来損ないの天使・リィエル。二人は真実を見抜く「神眼」で歪んだ世界を救う英雄になれるのか?
みんなからのレビュー
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まっさん
21★★☆ 「精霊幻想記」の北山先生の新作。今作も超王道ファンタジー物となっているが今巻はまだまだプロローグ的な立ち位置であるため今後どういった展開になるのか楽しみ。ただ、雰囲気的に少し重めな話になりそうだなという印象を受けた。 続きを読む…
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真白優樹
17謎の組織に誘拐され人体実験の対象にされた大国の王子が無敵の力に目覚め、幼馴染と瓜二つの天使の少女と共に旅に出る物語。―――全てを見抜くこの力で、謎の真実を探して。 精霊幻想記の作者である北山先生がwebで連載されているこの物語。全体的に悲壮感と重さ漂うよく作り込まれた世界の中、虐げられた少年が立ち塞がる壁を壊し真相を探す緊張感に満ちた物語であり、飾りのない王道の面白さが際立っている物語である。脱出して目に入った世界は改変されていて、自らの偽物がそこにいて。果たして次の展開とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
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アウル
17初っ端から主人公は過酷な運命にたたされるのは北山結莉さんの十八番なのかな?はっきり言ってこの巻はプロローグなので評価しにくいというのが正直な所だったな。覚醒し無双状態になってるけど果たして敵はどんなけ規格外なのか、歪な世界だがどう対処していくのかは気になるところだが...。なんかもうちょいこの巻で欲しかったという思いがあるな。 続きを読む…
ネタバレあり -
虚と紅羽
14重い設定なはずなのに気分的にどこか楽に読めた気がする。軽いというわけじゃないけど頭空っぽで読んでも大丈夫。 もうちょい進むかと思ったら序盤も序盤で判断がつけづらいところ。悪くはないと思うけどこの段階で次を買うかと言われると微妙。 挿絵のクリフォードが女の子にしか見えない……あの見た目であの口調?まじか。一瞬女の子かと思って性別確認に行くくらい混乱した。 続きを読む…
ネタバレあり -
かっぱ
14謎の研究者に誘拐された大国の王子が失踪した幼馴染と瓜二つの少女と出会うところから始まる物語。一巻が丸ごとプロローグのような立ち位置になっているのは強気な売り方だと感じた。きっとこの先ぐんと物語は面白くなるのだろうけど、主人公であるシオンが今の時点でかなりチート的な強さを持っているから今後どんな強敵が現れるのかワクワクする。リィエルも純粋の塊のような無垢さを発揮するところが可愛らしくモニカとの関係性も含めて非常に気になる。まだ謎も多いけれどお話がどの方向に転がり出すのか続きを追いかけたい 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/01/24
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784040643243