あらすじ紹介
湯屋をセリムたちに任せ、再び旅に出た元行商人ロレンスと賢狼ホロ。道中、小銭両替のため訪れたヴァラン司教領で、懐かしき人物――エルサとの再会が二人を待っていた。
司祭となったエルサは、教会の財産整理のため司教領に赴いたという。そして両替の見返りとして、一度踏み入れば生きては帰れない、呪われた山の調査をロレンスに頼む。そこには“錬金術師と堕天使”の秘密が隠されていて――!?
さらに、借金地獄に陥った町をロレンスが商人の勘で救う、経済ファンタジーの面白さが詰まった中編に加え、ホロたちの娘ミューリと、聖職者志望の青年コルの結婚式(!?)の書きおろし中編を収録。
幸せであり続ける物語、第5弾!
みんなからのレビュー
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岡本
94再び旅に出た二人。湯屋でのまったりしたエピソードも良いが旅先でのトラブルやハプニングに遭遇する二人の方が魅力的。旧知の仲であるエルサに出会ったり、コルとミューリの影響によるトラブルに遭遇したり、著者の別の話が絡んだりと長いシリーズだからこそのエピソードが詰まった一冊でした。作者あとがきの通り、長く続いてほしいシリーズ。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
42再び旅に出た元行商人ロレンスと賢狼ホロが、道中小銭両替のため訪れたヴァラン司教領で、懐かしき人物・エルサと再会する第五弾。司祭となったエルサから調査を依頼された「錬金術師と堕天使」の秘密、借金地獄に陥った町の救済、そして娘ミューリと聖職者志望の青年コルの結婚式騒動。変わりつつある世界の中で、直面する問題に商人としての勘と知恵で活路を見出してゆくこの物語らしさがつまった展開を楽しめましたけど、あの二人のエピソードが出てきて時系列とかいろいろ繋がった気がしますね。あちらの物語のその後もまた読んでみたいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
31【KU】作者さん22冊目。 ニョッヒラで頼まれた小銭の両替の為にヴァラン司教領を訪れたロレンス達だったが司教になったなったエルサと再会し、元鉄鉱山に纏わる奇妙な噂を解決してほしいと頼まれて。エルサと元鉱山にとある事情で住み着く栗鼠の化身のターニャの話から解決の糸口を見つける展開、借金で商いが滞ってる町で商人としての勘を働かせて解決する展開はどちらも趣向に富んでいて良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
中性色
27ゼクシィ。というか、何気に結婚に絡む話多いような気がするこの作品。あと、経済の話が久々に来るかと思ったけど、やってることはシンプルで今までのような話ではないのでやや肩透かし感が強いか。しかし新キャラ出たのに立ち絵等がないのもそれはそれで斬新だなというか 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
26エルサの登場とまさかのマグダラの面々の足跡を辿るとは。こんなん読んだらマグダラの続きが読みたくなって仕方ないやん。毎度同じような感想かいてるような気がするけども、この2人のやり取りがホンマ読んでいて面白いんよね、おしどり夫婦的な。今回はロレンスが色々と活躍し何時もとは違っていたが偶には活躍せんとねwお次は羊皮紙の方か新刊出る前に4巻読まないといけないな。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2019/12/10
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784049129045
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