あらすじ紹介
高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。
「君、私の助手になってよ」
――始まりは四年前、地上一万メートルの空の上。
ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手に選ばれた。
それから――
「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」
俺たちは三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ――そして、死に別れた。
一人生き残った俺は、日常という名のぬるま湯に浸っている。
……それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。
だってそうだろ?
探偵はもう、死んでいる。
みんなからのレビュー
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海猫
131TVアニメを観た機会に、原作小説を読んでみた。ミステリ風な枠組みであるが、その実はアクションあり、異能バトルありのごった煮エンターテイメント。面白ければ何でもありな、ライトノベルならではの楽しさに満ちている。テンポよく事件が起こるし奔放に展開。女性キャラが次々と登場するのも、ラノベならではの魅力。その中でもタイトルどおり、すでに死んでいるはずのヒロイン・シエスタに存在感があり、彼女の活躍が印象に残る。一冊まとめて読むとシチュエーションが豊富で驚きが多いので、得した気がした。追ってシリーズを読んでいきたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
78探偵が死んでしまった後から始まるミステリであり、冒険活劇であり、ファンタジーであり、ちょっぴりラブコメ。様々な要素が贅沢に盛り込まれたエンターテインメント作品で、評判に違わぬ面白さでした。楽しさの一方で登場人物たちはみな心に欠けたところがあるという少し重めの面も魅力的。そんな彼らが寄り添って補い合い、喪失を抱え停滞していた者は再起し、自分を持たないものは己を見出す、という展開がとても良かった。探偵の死の真相とともに登場人物たちがこれからどう活躍していくのかが気になりますね。今後の展開が大いに楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
みやしん
69メインヒロインが既に死亡しているという異質な物語。主人公はその助手であり、新たな相棒と共に行く先々でトラブルに巻き込まれる。故に探偵要素が薄れていった事と、強ヒロインに対し悪役が小物だったのが惜しいが、敵組織の不気味な巨大さとこれからどう戦っていくのか。いずれもキレているその他登場人物の顔見せ要素が強いが今後「とりあえず女キャラ出しとけ」にならないよう願う。バトル描写が雑なものの、ヒロインの二重人格風設定の面白さと作中会話の軽妙さで、これがデビュー作とは畏れ入る。これから楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
Myoshiki@Infy
66アニメを観て面白かったので購入。 シエスタ可愛い♪ 続きを読む…
ネタバレあり -
猿吉君
59いろんな要素がごった煮になったスーパーアクションハーレムラブコメ探偵の助手ライトノベルズ、ええ、ごちゃごちゃしてましたがこれが意外と面白かったです。①人造人間が出てくる辺りからあ!、これは推理小説じゃないんだとわかりました(笑)が、逆に面白くなってきました。③ちょっと「エンジェル・ハート」パクッテます。④この手の小説によくあるんですがイマイチ主人公がモテる理由がわかりません、顔?。点数80/100→面白ければ何でもありと開き直っているところに好感が持てました、続編読んでみます。 続きを読む…
ネタバレあり
みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2019/11/25
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784040641966
関連サイト
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公式サイト
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公式Twitter
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
爽快で、笑えて、時には泣けちゃって……一言じゃとても言い表せない!
けど、このお話はただ切ないだけじゃ全然終わらないんだ。新しい探偵や依頼人たちとのコメディもあり、人間ドラマもあり、世界に潜む裏組織との戦いもあり! その全部に、死んだ名探偵の遺志が垣間見えるのが、またぐっと来ちゃうんだー。
爽快で、笑えて、時には泣けちゃって……うぅ、一言じゃとても言い表せない! けど、とにかくすっごく素敵で魅力的な、探偵と助手の物語だよ!
まさにライトノベルというジャンルの集大成のような物語です。
示された謎をドキドキしながら解いていたかと思えば、女の子と甘く触れ合い、さらには人智を超えた異能と激しく戦って……目まぐるしく分野が移ろいながらも、その全ての良さが違和感なく混ざり合っていて、読めば読むほど不思議なまでにワクワクさせられちゃいますよ。
形や縛りにとらわれない、まさにライトノベルというジャンルの集大成のようなこの物語、ぜひ楽しんでみてください!