特殊能力統轄学院 叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約
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特殊能力統轄学院 叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約

偽りの優等生と悪魔の名を持つ少女。過去を取り戻すため二人は契約する――
ひなちほこ (著者) / シエラ (イラスト)
シリーズ:特殊能力統轄学院(MF文庫J)

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あらすじ紹介

夜空に輝く純白の翼。降りそそぐ無数の雷撃。そんな超常の現象を引き起こす≪脅威≫と呼ばれる力。特殊な力を身に宿した少女たち≪観測者≫を保護、養成するための機関『特殊能力統轄学院』。しかし実態は理外の力を持つ彼女たちを隔離、統制、そして利用するための施設であった。日常を奪われた監獄のような学院島で、かつて機関に連れ去られた幼馴染のことを調べるため優等生を演じ監理官を目指す紫門。ある日、機関に隷属し、悪魔『アスモデウス』の称号を持つ少女と行動を共にする仮契約を結ぶことになり――。
君を絶対に助けに行く、たとえ世界のすべてを敵に回したとしても

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • まっさん

    ★★★★★ 〈脅威〉と呼ばれる異能能力に目覚めてしまった少女たちが隔離・統制・利用されてしまう世界。幼い頃に〈脅威〉に目覚めた大事な幼馴染を学院に連れ去られてしまった主人公・紫門は彼女を見つけ出すために管理官を目指して学園に潜り込んだ。そんなある日、機関に隷属し、悪魔の名「アスモデウス」の名を冠する一人の少女と出会う。大切な幼馴染を見つける為に優等生を演じる紫門。大切な人だった王子様に迎えにきてもらうために人であることを捨て、悪魔に堕ちたアスモデウス。それぞれがそれぞれの思惑を胸に秘める中、紫門とアスモ→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 椎名

    序盤こそ置いてきぼりな感覚があり、どれもこれも浅く見えてしまったが、読み終えてみると粗削りながら非常に面白かったという感想にかわっていた辺りスロースターターだなあと。「諦めないこと」で一番の盛り上がりを迎えたと思いきやまだエピローグで転があったのがああそうくるかあとにやにやしてしまった。キャラクター作りとその関係を作るのは上手く、二人の今後も見ていきたいと思わされた。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 虚と紅羽

    設定は素晴らしいと思う。なかなかよく作り込まれてるだろうけど、その設定が一部作者の頭止まりになっている気がする。特に説明もなく"設定"とか言われてなんの話か理解できなかった。 けっきょく"紫門詠哉"とは何者だったのか。人物が複雑すぎて、説明されてるのも分かるんだけど"王子様"が彼?それとも"紫門詠哉"が"王子様"?意味がわからん。 あと文に強調の点々多すぎ。読みづらい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    自らが立てた設定が特殊な力へと変じる世界で、力を得た少女達を隔離する学院で監理者を目指す少年が悪魔の名を冠する少女と契約し始まる物語。―――嘘の上に血涙を流し、世界が敵となっても貴方の為に。自らを偽り、それでも内に秘めた激情を振りかざし救う為に。剝き出しのエゴとイタさが激突し嘘と本心が振りかざされる仄暗い中に真っ赤な熱がある物語であり、新人賞らしい若い熱さに満ちながらも作り込まれた世界が物語の中へと引きずり込んでくる、正直に面白い物語である。唐突な邂逅、その先にあるのは激突か。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • かっぱ

    自身が想像した『設定』が特殊能力として顕現する世界を舞台に繰り広げられるバトルファンタジー。特殊能力に覚醒した少女が収容された学園で展開される"日常"を取り戻すための叛逆の物語。誰にだって理想があって、辿り着きたい場所があって、それが許されない過酷な現実が横たわっている。作り込まれた設定を理解するのに時間はかかったものの、この中二病全開な設定は刺さる人にはとことん刺さりそう。"再会"という約束を共通項に手を取り合った紫門とアスモデウスの熱い関係性。そして、そのあとの展開。予想を裏切る顛末に驚かされた 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2019/11/25
  • 定価
    682円(本体620円+税)
  • ISBN
    9784040641812

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