あらすじ紹介
パニバルたちが〈十一番目の獣(クロワイヤンス)〉を討ち、38番島は歓喜の騒乱にあった。
しかし水面下に隠されていた最後の危機を前に、護翼軍、貴翼帝国、そしてオデットが相対する。
そこで示された“滅びを避けられる手順”は、浮遊大陸群(レグル・エレ)を自分たちの手で破壊するというもので――
「“俺達”はどうやら揃って、そういう無私の聖人ってやつが心底気にいらない性分らしい」
あの二人の代わりにはなれないが。
幽遠から目覚めた青年は夢想する。
継がれた結末の、その先を。
みんなからのレビュー
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よっち
35パニバルたちが十一番目の獣を討ち、歓喜の騒乱にあった38番島。しかし水面下に隠されていた最後の危機を前に、護翼軍、貴翼帝国、そしてオデットが相対する第八弾。オデットが提示する滅びを避けられる手順と、幽遠から目覚めた入り混じっている青年の想い。なんかずいぶん大変なことになっている状況ですけど、相変わらずな彼と少女たちとのやりとりなどは印象的で、みんなの頑張りもあってこれが最初の方の最後とお話としては繋がったんですかね。まだまだ何かありそうですけど、ここからどう話をまとめ上げてゆくのか続巻に期待ということで。 続きを読む…
ネタバレあり -
かんけー
34読了♪カラー口絵から?もう何やらヴィレムだのフェオドールだのと娘達wが騒がしいと!姉の堕鬼種オデットの妙案にちょっと警戒感も念頭に?アイセアは判断保留中(^_^;)ネタバレに成るので直接は書けないが、タイトル通りの展開にホッコリ(*^^*) まだ小さなリィエルが果たして?出会った人物は誰なのか多分○○リかなぁ~♪と。多少の戦闘シーンも在るのだが今回は全体的に静かな描写が多数で?回想場面の連写に感涙( =^ω^)それとネフレン!信じて待ってて善かった( ̄ー ̄)bお疲れ様♪まだ何も解決してない?ので続く→ 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
31【電子書籍】”十一番目の獣”討伐によって歓喜の騒乱にある38番島の裏側で、進行する世界の危機を脱する方法を巡り、護翼軍と帝国軍の対立にオデットの思惑が絡まる。そんな状況下で彼が還ってきた。ヴィレムの姿に、妖精倉庫での思い出を持たないヴィレムと、やはり途中からの思い出が無いフェオドールの精神が入り交じった人物として…。最後のシーンは第1部のラストに繋がるという理解で良いのかな。副題のエピソードも回収し、最終章として転がり始めた物語。唯一人浮遊島を支えるネフレンと世界はどうなるでしょうか。次巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
28Kindle Unlimitedにて。 11番目の獣を退治に成功し、38番浮遊島がお祭り騒ぎに包まれる中、パニバルがヴィレムとフェオドールと獣の混ざり者を連れ帰る…。そんな中で39番浮遊島の最後の獣の精神攻撃はなかなかエゲツなかったですけど、撃破したことでヴィレムと浮遊大陸に齎らした恩恵は計り知れないものでしたね。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
27十一番目の獣の脅威が去り喜んでいる裏側で世界は着実に崩壊へと足を勧めていた。ネフレン只一人で崩壊を食い止めていたのね。ヴィレムだったものが姿を現し各娘達との絡みはやっぱり和むと言うか安心できるんだけれども、実際の事を考えると何とも言えないよね。クトリっぽい影もチラッと見えてきてるし果たしてどういう展開になるのか。もう限界だったネフレンがラーントルクからの伝言で5年間頑張ろうとしているシーンはクルもんがあったな。次巻も楽しみに待とうっと。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/11/01
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784041075500