あらすじ紹介
巫子王レイトリンとティーエはついに相まみえた。2人が出会った瞬間、小鳥たちは歌をうたい、小動物は跳びはね、木々や草の花がいっせいに花開いた。ティーエの激しい歓びの心に周りが感応したのだ。黄金に輝く清らかな魂を持ち、その姿かたちも花のように美しいレイトリン。彼女に対するティーエの想いは、魂の近い人間に対する親しみだけなのか。それとも…。一方、ラクシも“水の貴公子”と呼ばれる六侯カリスウェンに惹かれていた。カリスウェンの事を思い、彼の一挙手一投足に胸をときめかすラクシ。その様は恋する乙女の姿にほかならなかった。それぞれ別の相手に惹かれるティーエとラクシ、2人の心はこのまま離れてしまうのだろうか。超人気大河ロマン、急展開を告げる第十二部。
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みんなからのレビュー
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エンブレムT
26オーラの色で人格が高貴かどうか一目瞭然であったなら、国の指導者を選ぶのも楽だろうなぁ・・・と思っておりました。が、ティーエのオリハ・リコン色に輝くオーラに恍惚となる神官達を見たら、「ダメじゃん」と素で思ってしまいましたwこの巻は、いろいろと唐突感が強いです。美貌の踊り子(♂)、邪教の者達、賞金稼ぎの男達、皇帝陛下など・・・新キャラも続々登場。ティーエとラクシがそれぞれ違う人と意味ありげな展開も匂わせてますが・・・まぁ、期待はしないでおこう(笑)第六侯が必要以上に大活躍してますが、作者の寵愛を受けたのかな? 続きを読む…
ネタバレあり -
文庫フリーク@灯れ松明の火
24ソグトム教ガラヌー、グインのグルヌーみたいな名前。期待して良いのか?踊り子(男)エウリュピデス、違う、それはグインのユリウスだ。なんだっけ?バルテュスだ。ゆけゆけ一侯(イッコーさん?)ランタイド。ラスカーン・マレブ、このレベルで良いから《良い人》にはならないで。マンレイドがかすかに男前。また斜め下へ落下して行くのだろうか?ひっひっ、ふぅぅ〜〜〜。 続きを読む…
ネタバレあり -
朱音
13ある意味すっごくガラヌーさんに期待(笑)しているわけですがどうも相手にならないっぽくて。ラクシやキリのほのかな恋愛っぽい雰囲気と(ティーエは未満すぎ)兄上様の美しさ(このご兄弟はナリスさまっぽい!)に終始したと言っても過言ではあるまい(笑)悪役傭兵組(特にマレブくん)に期待!ガラヌーにもまだ期待! 続きを読む…
ネタバレあり -
p.p.
12踊り子♂やら皇帝陛下やら第一候やら、入れ食い状態です。道を歩くだけで人を呼ぶ。なんてトラブルメーカー体質なんだ、カリスウェン。フェロモンでも出してるのか?なんだかもう、物語がどこへ向かっているのやら……。この展開、当分続くんですか。そして思い出したようにボイスの賞金を狙う傭兵が出現。カリスウェンはイルアデルのように果敢なくなってしまうのでしょうか。 続きを読む…
ネタバレあり -
大之介
3そろそろ美男美女を多用する展開に、気持ちが離れてきたかも。ガラヌーとレイトリンの交際が始まったりすると面白いかも…ボイスとラスカーンが決闘しそう…で次巻へ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日1996/04/25
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定価528円(本体480円+税)
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ISBN9784829126769