あらすじ紹介
「探偵なんて仕事は、最初から負け戦なんだよ。名探偵だの謎解きだの推理だの、肩書きと格好だけは一丁前だが、その本質はただの事後処理。だったらせめて、犯人だけでも敗北のドン底に突き落としてやらねえとな」
みんなからのレビュー
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流言
27探偵小説の醍醐味は謎解き『ではない』。一言一句まで意識を張りつめた、緻密なロジックを凝らした本格推理小説を嘲笑うかのようでさえあえる。ミステリーの神髄は無責任に真犯人を責め立てる快感なのだというのが本作のテーマ。作中で出てくるトリックはあまりにも稚拙で、『大層なトリックなんかなくても魅力的なキャラとインパクトのある落ちさえあれば面白いミステリは書けるんだよ』という著者のメッセージが伝わってくる。南陽は邪悪なようでいて、その身勝手な振舞いは現代によくある匿名の第三者による無責任な糾弾への風刺でもあるのかな。 続きを読む…
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さばかん
22最悪探偵面白い。 ネタネタでメタメタでベタベタな探偵小説。 悪道を往く探偵小説。 こういうのを求めていた。ような気がする。 一章二章三章とそれぞれ主旨が異なっていてそれぞれ面白い。 続きが出るのか知らないが続きが楽しみな作品だ。 続きを読む…
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水無月冬弥
22#ラノベ 作者らしいメタとゲスが入り混じった一風も二風もかわった推理小説だった。特に最終話はサイコーだった。いやあ、ゲスだし酷いけど爽快感もたまらない 続きを読む…
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ツバサ
21望公太先生がノベルゼロに参戦。犯罪者をとことん追い詰め、いたぶる、これはタイトルに違わぬ最悪探偵だな。1話2話3話と犯人を陥れる手口が別で、この最悪探偵はこういう奴だってことを印象付けられた。中でも3話が好きでした。あと、自分は法律系を少し学んでいたので、この作品を読んで本当に日本は犯罪者に甘い国なんだよなって頷くしか無かったです。とりあえず続いてほしいです。 続きを読む…
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ナカショー
21犯行のトリックや動機などに興味なくただ犯人を徹底的にどん底に叩き落としたいがために副業で探偵をやってる本職作家の南陽とそんな彼に振り回される新人の早乙女桃色がおりなす事件録。期待どおり面白かったです。黒幕を追い詰めるやり方はえげつないに尽きるのですが、何となくどこか憎めなくてすらすら読み進めることができました。特に3話目のオチが非常にスカッとしてよかったです。次巻も楽しみです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2017/02/15
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784042560425