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甲田学人 (〔著〕)

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みんなからのレビュー

  • スズ

    日下部稜子は図書館で借りた本の中に、借りた覚えのない絡み合うロープをモチーフにした「禁帯出」のスタンプが押された本を見つける。帰省中の姉が代わりに図書館へ返しに行ってくれる事になったが、その日の内に姉が首吊り自殺をしてしまい…。図書館で借りた本に紛れ込み、読むと紐の軋む幻聴や悪夢に悩まされる様になり、視界の端に首吊り死体が見えるようにもなり、死体が徐々に近づいてきて、最終的に首を吊らせて殺してしまう本の怪異に挑む文芸部の皆が、首吊り死体の恐怖に怯える先輩と稜子の安全を守るために奮闘していた。下巻にも期待。 続きを読む…

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    ルーンの智慧を得る為にユグラシドの大樹で縊れたオーディンを模すように死んでいる老爺。今巻は書物で度々、言及されている大迫栄一郎こと大迫(小崎)魔津方に纏わる物語だ。縊れて亡くなった家族が目端で、軋む縄の音が耳で捉えられ、しかもそれが段々と近づいてくる状況が怖過ぎる。また、父親の祖父自慢の為に比較対象にされる歩由実の立場に苦しくなる。これじゃ、必死に正気を演じるしかないじゃないか…。しかし、状況は家庭内、夢にまでも及んでいた事が判明。それを踏まえると歩由実の家庭内はおかしい。そんな違和感を覚えながらも下巻へ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりお

    今回は上下巻に分かれている。上巻は何処までも謎を追い、恐怖を撒き散らしていく。一冊だけで終わらないからか、ひたすら謎と恐怖だけ、それでも面白い。今回は首吊り、そして末子成功譚。謎がどう絡み合うか、下巻に期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ガーガー

    読むだけで?人に悪夢を見せ、最終的に首をくくらせる呪いの本。これを読んで気軽に図書館で本が借りれなくなりそう…。それぐらい描写がリアルで怖い…。魔女の言っていた首くくりの木とは一体…?消えた呪いの本はどこに…? 続きを読む…

    ネタバレあり
  • さお

    遥か15年前に読んだ作品で、内容は覚えているような、いないような。奈良梨取考がないかなって、学校の図書室を探してみたことは覚えてる。いや、よく探したよ自分。あの頃はホラー苦手だったのに。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2002/01/25
  • 定価
    583円(本体530円+税)
  • ISBN
    9784840220101

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