みんなからのレビュー
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スズ
85文芸部の近藤武巳、木戸野亜希、村神俊也、日下部稜子は同じ文芸部員の空目恭一に彼女を紹介される。しかし、彼女には不審な点があり、武巳と稜子は二人を尾行するが、空目は闇に飲まれ、武巳達も異形の肉の塊に襲われてしまい……。男子組と女子組に分かれて、神隠しに遭った空目の捜索と神隠しについても調査する武巳達だが、神隠しを知れば知る程神隠しに遭う危険性が高くなるのが怖いと感じた。武巳が異界にいる空目からの着信に出た時に、電話を介して神隠しと繋がってしまい、武巳の背後に神隠しが現れ、彼を連れ去ろうとした場面が怖かった。 続きを読む…
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藤月はな(灯れ松明の火)
63大学生の時、『断章のグリム』を読んだ時、思い出したくもない感情の奔流と、身体的な痛覚を嫌が応にも引き釣り出されるような描写に挫折した作家さんでした。読友さんの感想から恐る恐る、読みましたが、まだ、グロくないから大丈夫でした。空目のアンビバレントな心情に対し、周囲の気持ちは善意と親愛に満ちているものの更に厄介なモノを呼び寄せたのではないか?あやめは人の心を持った異界への扉なのか。そして十叶先輩と神野さんの立ち振る舞いに懐かしさを覚えていたら『夜魔』のあの二人か!個人的に基城さん(弟)が好きだったのですが…。 続きを読む…
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アマニョッキ
57職場の方(漫画福袋の方と同一)にお借りした本(半ば強制)。読み終えて読了登録しようとしたら、なんと「読みたい本」に登録されていました!(NO記憶。誰?お薦めしてくれたひと誰?覚えてないからプチョヘンザ!)普段絶対手に取らないラノベ&ホラー、読めるのかわたし?と思ってヒヤヒヤしていましたが、とても面白く読みました。それよりも今日の昼休みに「お借りしてる本面白いです」と持ち主に伝えたところ、満面の笑みで「それはよかった!あれ13冊のシリーズやからな」と言われたことが一番ホラー。あの…全部読ませる気ですか…? 続きを読む…
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坂城 弥生
49約8年ぶりの再読。最近になってメディアワークス文庫で新装版が発売されている事を知り懐かしくなって再読しました。 続きを読む…
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きっしぃ
4410代ころに読んでたらもっとハマってたかもしれないなー、というところ。都市伝説とか怪奇現象とか結構好きだから面白く読めた。まだ一巻なので、これからもっと広がっていくのかなぁ?謎だらけの登場人物たちが気になる…。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2001/07/25
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定価627円(本体570円+税)
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ISBN9784840218665