あらすじ紹介
幼少期に「誰よりも速く駆ける」能力を与えられた飛脚の熊八。江戸を戦火から救うべく天の声に導かれ、坂本龍馬らと出会い、激動の幕末日本を駆け抜けていく。最速の男と偉人たちが交錯する疾走型エンタメ!
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みんなからのレビュー
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佐島楓
38フィクションなので仕方ないが、龍馬のキャラが大きく改変されてしまっている。西郷どんも平気で江戸弁でしゃべる。そのあたりが受け入れられるかどうかにかかっているかもしれない。 続きを読む…
ネタバレあり -
瀧ながれ
24若い時分に新撰組にさんざんはまったので、幕末のあれこれについては満足して紙箱に入れて脳内の天袋に片付けた感じなので、ちょっと新鮮な性格設定の「坂本龍馬」とかいわれても、でも結局は龍馬だし幕末だしあの流れなんでしょ?と思いながら読んだ。龍馬で幕末であの流れで、まんまと泣かされた。友人を助けたかっただけの「力」が、日本を動かし、隣の人を大事にしたいだけの願いが、国の変化に呑み込まれてしまう。どこからやり直したら彼は死ななかったんだろう…。友情の物語なのに、それが決裂してからのハナシがおもしろいとは、皮肉な。 続きを読む…
ネタバレあり -
サケ太
14読みやすい歴史もの。大火の中、弟を背負い逃げるも、両親と弟を喪った熊八。神により「誰よりも速く駆ける」能力を得た彼は、成長し飛脚となる。そして、天の声に導かれた彼は坂本龍馬と出会い、時代を動かしていく。歴史の様々な出来事を追いながら、熊八をはじめ、歴史上の人物の視点から坂本龍馬を描いて行く。自信のなかった男が天命を得て、変貌していく。この坂本龍馬像は今まで見なかった陰湿さと脆さがあり、なかなか面白い。幕末をまさに一気に駆け抜けて行くが、ある程度まとまっていて良かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
はま
12めちゃめちゃ面白かったです。やたら足の速い飛脚・熊八とあの坂本龍馬らへんのお話。いろは丸沈没の件りとか、龍馬の突飛なアイディアとか、色んなことが腑に落ちる展開で実に良い。読みやすく読み応えたっぷりで、もっと読まれてても良い本だと思うのです! 続きを読む…
ネタバレあり -
だてこ
11好き嫌いが分かれるかもしれないけど、私はとても好きな坂本龍馬でした!熊八を通して伝えられる白狐からの“天命”をもとに、それまで何者にもなれなかった龍馬は世を大きく動かしていく。ファンタジーなんだけど、話の流れはきちんと歴史通りで、小松帯刀とか山岡鉄舟とか隠れた(?)名士達も登場させているところにこだわりを感じた。最後に熊八を守りきった龍馬の生き様に涙! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/03/15
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定価880円(本体800円+税)
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ISBN9784042560111