あらすじ紹介
ある春の日。山からの冷たい雪解け水が、森の緑に活力を与え始める頃―――。 朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。あとはもう道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁の中へと、城門へとたどり着く場所でしたが、「こりゃ入れないね、キノ」エルメスとキノは、そこから動こうとしません。見えるのは、国内のあちこちで上がっている火の手でした。たくさんの家が燃えています。風に乗って、薄く煙が、そして人間の悲鳴が聞こえました。(「お花畑の国」)他、――全11話収録
みんなからのレビュー
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凜音
7読了 カメラの予想外な使い方にほっこり。 名前がとんでもなく長い国の文が未だに目に焼き付いています。無限に名前が続くんじゃないかと読んでて本気で心配になった。「学校の話」師匠絶対知ってたなー。終盤がやっぱり印象強い作品で「戦う人達の話」が怒涛の展開でした。砦の描写が凄い綺麗ですき。あとがきの遊びも11巻まで来るとなれてくるのと同時に今巻はどこで来る?っとよく分からない緊張感があって面白い。シズ&陸&ティーの定住国探しも定番化。今巻の国は色々な意味で住みたくない。 続きを読む…
ネタバレあり -
Mie Tange
4この巻を読んだ人の中で、 5頁半にわたる第三話の題名の中から ミライ・ツーを探した人は 何人いるんだろう? …私は探し出しました!← あとはやっぱりあとがきが印象的(笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゅん
4「学校の国」についてです。ネタバレになってしまいますが、テロリストを育成するのはこのように皮をかぶっているのでしょうね。そして、「アジン(略)の国」。国の施策のために犠牲になった人を忘れない優しい国だったりします。 続きを読む…
ネタバレあり -
あんこ
3表紙が好き。第1話のオチがあまりよく理解出来なくてうーん…ってなった。キノの師匠と一緒に居る時の話はやっぱり好きだなぁ…国の人に恐れられてる師匠ちょっと笑ってしまった。キノの旅は毎回ネタバレしない様に感想書くの難しいなぁ〜(笑)でも毎回面白い!それは変わらない! 続きを読む…
ネタバレあり -
夜子
2印象に残ったのは『アジン(略)の国』と『戦う人達の話』。『アジン(略)の国』は初めて読んだ時なにが起きているのかわからなかったけど、最後は感動した。『戦う人達の話』は互いの正義がぶつかり合った結果だと思う。誰が良い、悪いはないけど結末としてはこれが最善な気がする。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2007/10/25
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784048694230
関連サイト
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公式サイト